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「次世代Atomプロセッサ」を搭載したネットブックを先行発売するメーカーが決定か


メモリコントローラとグラフィック機能をCPUに統合することによって、消費電力の低下やパフォーマンスの向上などが期待できる「次世代Atomプロセッサ」を搭載したネットブックを先行発売するメーカーについての情報が市場関係者によって明らかにされました。

どうやらIntelの戦略によってメーカーごとに発売時期が異なるようです。

詳細は以下から。
MSI to be first to launch Pine Trail-M netbooks in December, claim sources

この記事によると、Intelは「Pine Trail」というコードネームで呼ばれる次世代Atomプロセッサのプラットフォームを採用したネットブックの第一弾を発売するメーカーとして、「Wind Netbook」シリーズを展開するMSIを選んだことを市場関係者が明らかにしたそうです。

これは、AcerやASUSといった競合他社に先駆けてMSIに発売させることでシェア争いで優位に立たせる意図があるのと同時に、1社だけ先行発売させることで発売早々メーカー同士の価格競争になることを避ける目的だそうです。


なお、MSIが発売する予定の新型ネットブックはOSに「Windows 7」を採用するほか、液晶ディスプレイにタッチパネルを搭載すると予測されており、発売時期は2009年12月を予定。

ちなみにAcerやASUSも次世代Atomプロセッサに対応した新型ネットブックの開発を終えていますが、Intelのスケジュールに従うことに同意したとされています。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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