ずっと探し続けていた生き別れの兄弟はお向かいさんだった
(by Olof)
生まれてすぐに養子に出された兄弟がお互いにずっと探し続けていたにもかかわらず、向かいの家に住んでいたという出来事があったそうです。弟が住んでいる家の住所を電話越しに聞いた兄は「今、目の前にあるんですけど……」とパニック状態になったんだとか。
実の兄弟と言えども、物心つく前に離ればなれになっていると顔を合わせていても気がつかないようです。
Long-lost brothers discover they're neighbours | CBC News
https://www.cbc.ca/news/canada/newfoundland-labrador/long-lost-brothers-discover-they-re-neighbours-1.938947
この記事によると、Larkinさん(30歳)とGoosneyさん(29歳)は実の兄弟でありながら家庭の事情で物心がつく前に養子へ出されることになり、Larkinさんはニューファンドランド島のグレート・ノーザン半島、GoosneyさんはLarkinさんが引き取られたところから数百メートル離れたところで、お互いのことを知らないまま養子先の家族と不自由なく生活をしていたそうです。
数年前からLarkinさんとGoosneyさんは実の兄弟がいる事を知りお互いに探していたそうですが、自力で探しても見つからなかったため、Larkinさんは養子縁組を取り仕切っている機関に調査を依頼。今年の3月25日に調査を依頼した機関からGoosneyさんの居場所に関する連絡が入り、そこで初めて向かいの家にGoosneyさんが住んでいたことが発覚したそうです。調査機関によると、LarkinさんとGoosneyさんはお互いに見える場所に住んでいながら、2年間も兄弟であることに気が付かなかったんだとか。
左がGoosneyさんで、右がLarkinさん。
Goosneyさんは7ヶ月前に別の街に引越をしていたそうですが、翌3月26日に再会することができたとのこと。今ではよく連絡を取り合うようになり、夏に裏庭でバーベキューをする計画を立てているそうです。
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