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まさに「爆乳」、豊胸用のインプラントが飛行機の爆破テロに使用される危険を専門家が警告


2001年の同時多発テロ以来、国内外の空港や、日本の空港で国内線を利用する場合でも、手荷物検査に時間がかかるようになったと感じている人は多いのではないでしょうか。アメリカやイギリスではボディチェック用の全身透視装置(後方散乱X線検査装置)が導入されるなど、世界各地の空港でのセキュリティーチェックはプライバシー侵害などで苦情が出るほど徹底されつつあります。

下着の中に隠した爆発物も見逃さない空港セキュリティーをかいくぐるため、テロリストたちは次なる手段として、整形手術により乳房や尻のインプラントとして体内に爆発物を埋め込む可能性があると専門家は警告しています。


詳細は以下から。Terrorists 'could use exploding breast implants to blow up jet' - Telegraph

イギリスの治安当局筋によると、イスラム原理主義の形成外科医たちはパキスタンの無法地帯でこの危険な手術を行っている可能性があるとのこと。テロリズム専門家のJoseph Farah氏は「アルカーイダにスカウトされた自爆テロ志願者の女性たちに対し、豊胸手術と同様の方法で胸部に爆発物を埋め込む手術が行われたことがあると知られています」と語っています。また、男性の自爆テロ志願者の臀部にインプラントされている可能性もあるようです。

胸用インプラント(イメージ写真)


この「豊胸テロ」という手法は、ロンドンで教育を受けたナイジェリア人のテロリストUmar Farouk Abdulmutallabが下着の中に爆発物を詰めデトロイト行きの便に持ち込もうとした昨年クリスマスの航空機爆破未遂事件の数時間後にMI5がパキスタンとイエメンから傍受した通信により、当局の知るところとなりました。

爆発物の専門家によると、わずか140g程度のPETN入りの胸部インプラントで、ジャンボジェットの機体側面に巨大な穴を開けることができるとのことで、空港でのスキャンで検知することは不可能に等しいと医療関係者らは語っています。

ある形成外科医は、「適切に挿入されたインプラントを、通常の空港にある透視装置で発見することは事実上不可能です。高度で精緻なX線走査を行う必要があります。爆発物が少量で、プラスチックの子袋に密閉されていることにより、通常のボディースキャナーで検知することは更に難しくなります」と語っています。

この「豊胸テロ」が警戒されると、胸の大きな女性や豊胸手術を受けた形跡のある女性は飛行機への搭乗を拒否されるというような事態が出てくるのでしょうか……。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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