ハイレベルすぎる擬態でどこに写っているのかわからないほど巧妙にカモフラージュされた生き物たちの写真

「カモフラージュ」という言葉からは迷彩柄の軍服や車両などを連想する人も多いかもしれませんが、最新の軍事技術も自然界のカモフラージュの達人たちにはまだまだかなわないかもしれません。

言われてみなければそこに生き物が写っていると気付かないほど、巧妙な擬態で周囲の環境に溶け込んだ生き物たちの写真を紹介します。

詳細は以下から。Camouflaged animals: Incredible pictures show how nature plays hide-and-seek | Mail Online

Masters of disguise: Stunning pictures of the tricks used by creatures to camouflage themselves | Mail Online

フランスで撮影されたゼラニウムの花の上のカニグモ。

インドネシアで撮影されたLissocarcinus orbicularis（通称Harlequin Crab：マダラガニ）はナマコの上に乗っています。

壁に溶け込むMoorish Wall Gecko（ムーアカベヤモリ）はヨーロッパ・北アフリカの地中海沿岸地方原産のヤモリ。写真はフランスで撮影されたものです。

コケや地衣類に溶け込んだバッタはカメルーンで撮影されたもの。

海底に隠れたInimicus caledonicusはカサゴ目オニオコゼ科オニオコゼ属の魚で、通称「Chinese Ghoul（中国の悪鬼）」と呼ばれるそうです。

Pacific spotted scorpionfishは怪獣ガラモンのモデルになったとされるカサゴの仲間です。写真は太平洋のマルペロ島付近で撮影されたもの。

モルディブの海底の砂に溶け込むMimic Octopus（マダコ科のミミックオクトパス）。

マレーシアのMuricella plectanaというサンゴに囲まれたPygmy seahorse（コビトタツノオトシゴ）。どこに隠れているかわかりますか？

Rhinopias aphanes（Merlet's Scorpionfish）はカサゴの仲間。ニューカレドニアのロイヤルティ諸島周囲のカラフルなサンゴにそっくりです。