ハードウェア

SSDとHDDを合体させた「ハイブリッドディスク」が登場へ


かつてSamsungがHDDのキャッシュメモリとして128MBまたは256MBのフラッシュメモリを採用した「ハイブリッドHDD」を発売しましたが、さらにその一歩上を行く、SSDとHDDを合体させた「ハイブリッドディスク」が登場することが明らかになりました。

SSDとHDDを合体させたハイブリッドディスクには、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。

詳細は以下から。
HyBrid Disk features SSD and hard drive | Storage | From the Lab | Macworld

この記事によると、台湾のRaidonというメーカーがSSDとHDDを組み合わせたハイブリッドディスクを発表したそうです。


今回発表されたハイブリッドディスクは3.5インチHDDドライブと同じ形状を採用することで、既存のHDDとの入れ替えが可能となるモデルで、基本的にデータの読み書きはSSDで行うとのこと。

これがハイブリッドディスクです。


そしてSSDとHDDについては、2台のディスクにまったく同じデータを同時に書きこむ「RAID1」をあえて採用せずに、定期的にHDDがSSDのデータを自動でバックアップすることによって、もしSSDのデータが破損してもHDDのデータは破損せずに済み、HDDからSSDにデータを回復することが可能になるとされています。

なお、SSD自体は単独でも利用可能であるとされており、もし単独で利用したSSDをハイブリッドディスクに組み込んだ場合、HDDは自動でSSDのデータをバックアップするそうです。

ちなみに気になる容量や価格、発売時期ですが、4月に内蔵モデルが発売される予定であることと、外付けバージョンが年内に登場する予定であることしか明らかにされていないため、今後の動向が気になるところです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
寿命はHDDの6倍、高速転送と高い耐久性を備えたSSD「SANDISK G3」がいよいよ発売へ - GIGAZINE

どのハードディスクが危険なのか、データ復旧業者がHDD復旧統計データの2009年版を公開 - GIGAZINE

ソニー、PSPと携帯電話を合体させた「PSPケータイ」を開発していることを認める - GIGAZINE

最大手HDDメーカーのSeagateがSSD市場に殴り込み、高速で高耐久性のハイエンドSSD「Pulsar」を投入 - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.