まったく風景にとけ込まない、世界で最も背の高いファイルキャビネット

人類の英知をすべて収められるかのような、世界で最も背の高いファイルキャビネットの画像です。アメリカの芸術家、サミュエル・イェーツ氏の手によるものでギネスブックにも認定されていますが、あまりにも巨大なため「合成写真か?」と思うほど周りの風景にとけ込まない作品となっています。
詳細は以下。
UNTITLED (Minuet in MG)
これが世界で最も背の高いファイルキャビネット。高さ約20mと3階建てのビルくらいの高さがあります。

製作はまず土台作りから始まりました。

ボーリングした穴に埋める鉄骨のフレーム。

キャビネット自体も製作していきます。

全体の芯となる鉄骨を抱くようにしてキャビネットを取り付けているようです。

そしてクレーンで吊って土台に立てる。

さらに周りにコンクリートを盛って完成。

空中からの1枚。

ちなみに中には、1974年式のMG・ミジェット1台分を完全にスクラップにしたものを1622個の破片に分割した物が詰められているそうです。

これは「MGをmg(ミリグラム)に変換する」というコンセプトのアートということで、ファイルキャビネットはあくまで副産物扱い。しかしこの神々しさはまるでモノリスのようです。

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in アート, Posted by darkhorse_log
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