同じ味噌でもがらっと違う、日清「太麺堂々 極太濃厚味噌豚骨」と「太麺堂々 香熟味噌」を食べ比べてみた
日清が昨年展開をはじめた太さがウリの新ブランド「太麺堂々」の新商品、「極太濃厚味噌豚骨」(税別190円)と「香熟味噌」(税別170円)を食べ比べてみました。
2種類とも味噌味で、かつ公式ページでの扱いも同列だったため似たような味がするのかと思いきや、実物を買って並べてみた段階で意外なまでの格差がありました。味にもその差は歴然と現れており、「極太濃厚味噌豚骨」に使用されている新技術を使用した極太麺はかなりの出来栄えとなっていました。
詳細は以下から。日清 太麺堂々 極太濃厚味噌豚骨|製品情報|日清食品
日清 太麺堂々 香熟味噌|製品情報|日清食品
実際に買ってきて並べてみましたところ、まずフタの大きさから違いました。
カップの質感も違います。「極太濃厚味噌豚骨」は光沢のあるカップで、高級感があります。
「香熟味噌」は一般的な、よくある感じの印刷。
「極太濃厚味噌豚骨」の原材料はこんな感じ。
原材料にはあまり差はないようです。
「極太濃厚味噌豚骨」は634kcalとかなり高カロリー。
一方「香熟味噌」は200kcalほど低く、1食あたり447kcalです。
開けて中身を取り出してみます。「極太濃厚味噌豚骨」にはかやく、粉末スープ、液体スープの3袋が。
「香熟味噌」はかやくと液体スープの2袋が入っていました。
お湯を注いで、どちらも4分待ちます。
できあがり!
麺の色が相当違います。左が「極太濃厚味噌豚骨」、右が「香熟味噌」。
「極太濃厚味噌豚骨」はとにかく麺がぷりぷりとしていて、フライ麺の油っぽさをほとんど感じませんでした。弾力のある麺と、ややとろみのついたゴマ風味の強いスープがよく合います。味噌豚骨と銘打ってはいますが、ゴマの主張が激しいため辛みのない担々麺のような印象を受けました。スープのこってり感と麺のボリュームがよく合って、とても食べ応えのある一品となっています。個人的にはこちらがヒットでした。
こちらは「香熟味噌」。スープはかなりすっきりとしていて、後味にスパイスのさわやかさを感じます。麺は前回の「濃厚魚介豚骨醤油」と同じ太麺を使っているようで、食べ応えはあるのですが、今回新たに現れた「極太麺」に比べるとやや油っぽいような気がします。「太麺堂々」シリーズの中ではいちばんあっさり目の味付けとなっており、ぺろっと食べられる安心感はあるのですが、他の商品との差別化があまりできていないようにも感じました。
フタ裏の全麺革命の説明文はどちらも同じでした。食べ比べてみたところ、「極太麺」はこれまでの「太麺」よりも相当クオリティの高いものに仕上がっていたので、もっとアピールしてもよかったのではないかと思います。
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