レビュー

超コンパクトなオリンパスのデジタル一眼「PEN E-P2」発売直前フォトレビュー


1959年(昭和34年)に初代モデルが産声を上げ、累計販売台数1700万台を記録したオリンパスの大ヒットカメラ「ペン(PEN)」シリーズが今年50周年を迎えますが、その「ペン」の名を冠するマイクロデジタル一眼カメラ「PEN E-P2」が12月4日に発売されます。

小型軽量なデジ一眼を実現する規格として、オリンパスとパナソニックが共同で策定した「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠することで、重いカメラを持ち歩きたくないライトユーザーでも本格撮影が簡単に楽しめるコンパクトなモデルであるほか、7月に発売された同社製マイクロ一眼「PEN E-P1」に電子ビューファインダー対応や新機能などを追加した上位モデルとなっています。

フォトレビューは以下から。
これが「PEN E-P2」の外箱と、「PEN E-P2」に対応したレンズとなる「M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6」「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」の箱です。


内容物はこんな感じ


これが「PEN E-P2」本体


編集部にあったコンパクトデジカメと並べてみると、コンパクトさが一目で分かります


背面


右側面


左側面にHDMIミニコネクタやマルチコネクタのカバーがあります


カバーを開けたところ


すべて右手の親指で操作が行えるように、ボタンが集約されています


底面にはバッテリーとSDメモリカードスロット


本体右上部。左からモードダイヤル、ホットシューです。


左上部。左から撮像素子に付いたゴミを払い落とす機能「SSWF」の起動を知らせるランプ、電源ボタン、シャッター、露出補正ボタンとなっています。


バッテリーと充電器、ACケーブルです


USBケーブル


テレビと接続するためのAVケーブル


別売りとなる電子ビューファインダー「VF-2」


後部のカバーを開けるとカメラ本体と接続するためのコネクタが登場


ホットシューのカバーを開けます


電子ビューファインダーを取り付けたところ


ファインダーを覗き込んだところ。十分使える明るさやコントラスト、視野率を実現しています。なお、解像度は144万ドットとのこと。


「PEN E-P2」に対応したレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6」「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」は別売り(セット販売もあり)となっています。


「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」を取り付けたところ


こちらは「M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6」


レンズを出すとこんな感じ


レンズを格納する場合は「UNLOCK」スイッチをスライドさせます


モニタには視野率100%を実現した3.0型ハイパークリスタル液晶を採用しています


下から見上げたところ。視野角が狭くないため、撮影時に困りません


横から見るとこうなります


使ってみた感想ですが、コンパクトデジカメと大きく差がないコンパクトで軽量なボディを実現しているため、これまでのデジタル一眼にありがちだった「重くて持ち運びが辛い」「カバンに入れるとかさばる」といった問題点を解消できているのが非常にうれしい。

また、常日ごろから「デジタル一眼にはファインダーがないとだめだ!」と主張し続けている編集部員に持たせてみたところ、「これなら使える」という感想だったので、ファインダーを使えるデジタル一眼の購入を検討しているユーザーには十分な選択肢となりうるのではないでしょうか。


次の記事では「PEN E-P2」の大きな特色である、特殊撮影機能についてお届けします。

オリンパスのデジタル一眼「PEN E-P2」で風景をミニチュア化したり、激動の昭和史を伝える記録映像風にして遊んでみた - GIGAZINE

製品情報は以下から。

E-P2|デジタル一眼カメラ|オリンパスイメージング

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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