全六部作での映画化が決定している異世界スペクタクル戦記「ブレイク ブレイド」、2010年に公開される第一章の場面カットと作品紹介
「FlexComix ブラッド」で連載中の吉永裕ノ介のロボットマンガ「ブレイク ブレイド」がアニメ化されることになりました。テレビアニメやOVAではなく映画、しかも全六部作での制作だそうで、まずは第一章「覚醒ノ刻」が2010年に公開される予定となっています。
今回は、魔力とロボットの存在する「ブレイク ブレイド」世界を彩る魅力的なキャラクターやメカの設定画や、本編場面カットの一部を紹介します。
詳細は以下から。
ブレイク ブレイド
http://breakblade.jp/
「ブレイク ブレイド」の舞台はクルゾン大陸という地中から化石燃料が採れない世界。燃料の代わりに物を動かす動力源となっているのは人の手に宿る「力」。地中から採れる「石英」に命令を与えることができる力は「魔力」と呼ばれています。魔力は強弱こそあれほとんどの人が持っているもの。
主人公のライガット・アロー(CV:保志総一朗)は100万人に1人という魔力を全く持たない存在で、石英靱帯を動力としている物は一切扱うことができません。しかし、その代わりに誰も動かせなかった古代のゴゥレム「デルフィング」を唯一動かせます。
クリシュナ王国の現国王クリシュナ9世、ホズル(CV:中村悠一)。国王らしからぬ人の良さで国民からの信頼も厚い、ライガットの旧友。
ホズルの妻でクリシュナ王国王妃、シギュン・エルステル(CV:斎藤千和)。超一流の魔動技術者でもあります。ライガットの旧友。
アテネス連邦軍に所属するゼス(CV:神谷浩史)。ライガットの旧友で、「ワルキレウス部隊」隊長の任にある”天才魔動戦士”ですが、戦闘を人一倍嫌っています。
クリシュナ王国で採掘された古代巨兵<アンダー・ゴゥレム>デルフィング。普通のゴゥレムは石英靱帯を使っているので魔力があれば動かせますが、デルフィングは魔力では動かせず、魔力を持たないライガットのみが動かせます。しかし、その多くは謎に包まれたまま。
クリシュナ王国の量産ゴゥレム「ファブニル」。もともと完全なディフェンス型だったが、シギュンらが総合改修を行った結果、格闘性などが向上している。
アテネス連邦の新型軽量ゴゥレム「エルテーミス」。跳躍力に長けているが着地に難があり、製造された10台のうち4台は訓練中の着地ミスで大破。
第一章からゴゥレム同士の火花散るバトルが展開されます。
ちょうど現在放送中のアニメにはロボットものが少なく、「血が沸き肉躍るようなロボットアニメが見あたらない!」と嘆いている人はお楽しみに。
総監督は「マクロス7」のアミノテツロ、監督は「蒼穹のファフナー」の羽原信義、メカニックデザインは「機動戦士ガンダム00」の柳瀬敬之で、アニメーション制作はProductionI.GとXEBECが担当。いずれもロボットアニメを知り尽くしたスタッフだけに、期待が膨らみますね。
◆スタッフ:
原作:吉永裕ノ介
総監督:アミノテツロ
監督:羽原信義
脚本:十川誠志
キャラクターデザイン:乘田拓茂
メカニックデザイン:柳瀬敬之
メカニックディレクター:松村拓哉
プロップデザイン:やまだたかひろ、枝松聖
美術監督:小濱俊裕(美峰)
色彩設定:関本美津子
音響監督:鶴岡陽太
音楽:平野義久
音響効果:倉橋裕宗(サウンドボックス)
編集:伊藤潤一(ジェイ・フィルム)
アニメーション制作:Production I.G・XEBEC
©吉永裕ノ介・フレックスコミックス/「ブレイク ブレイド」製作委員会
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