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「東のエデン 劇場版II Paradise Lost」公開が2ヶ月延期、理由は「物語の構想が広がったため」


攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の神山健治が原作・シリーズ構成・監督を、「ハチミツとクローバー」の羽海野チカがキャラクターデザイン原案を、「スカイ・クロラ The Sky Crawler」の川井憲次が音楽を担当し、2009年4月から6月にかけてフジテレビなどで放送されたテレビアニメ「東のエデン」。100億円の電子マネーが入ったノブレス携帯を持たされた12人のセレソンが「日本を正しい方向に導く」という義務を課せられているという物語で、セレソンのうちの一人でなぜか自分で記憶を消してしまった滝沢朗と、偶然ワシントンD.C.で滝沢と出会い窮地を助けられた女子大生・森美咲を中心に描いています。

かなり前からラストは劇場版に続くと発表されており、その第1弾「The King of Eden」が11月28日(土)から、第2弾「Paradise Lost」が1月9日(土)から公開予定でしたが、物語の構想が広がったため制作が間に合わなくなり、第2弾の公開が3月に延期となりました。

詳細は以下から。
フジテレビ“ノイタミナ” TVアニメ 東のエデン

『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』公開延期のお知らせ

「東のエデン」アニメーション制作を担当しているProduction I.Gによると、「東のエデン 劇場版II Paradise Lost」は2010年1月9日(土)公開予定だったものの、物語の構想が広がった結果、制作スケジュールに遅延が生じ、3月公開予定に延期となったとのこと。劇場版Iについては予定通り11月28日公開のまま。


もともと「東のエデン 劇場版」はI、IIともに60分、合計120分の2部構成という予定だったらしいのですが、11月28日(土)公開の劇場版Iは上映時間82分に、3月に公開延期の劇場版IIは90分予定、合計172分にまで膨らんでいるそうです。

キービジュアルはこんな感じ。テレビシリーズ最終回では日本にいた滝沢と咲ですが、立っているのはニューヨークのタイムズスクエアですね。


羽海野チカイラスト版ビジュアル。「彼は何故、再びこの国を救おうとするのか。その秘密は17年前のNYにあった」ということで、上のビジュアルと話がつながってきました。

イラスト:羽海野チカ

前売券については本日から販売を休止し、28日から販売を再開予定。すでに販売された劇場版IIの前売券は単独のチケット、劇場版Iとのセット券問わずに3月公開時に使用可能で、払い戻し希望の場合は購入した劇場の窓口で返金対応を行うとのこと(劇場版Iの返金対応はなし)。ちなみに、11月24日(火)以前に購入した前売券で劇場版IIを鑑賞すると、劇場窓口でオリジナルグッズがもらえるそうなので、チケットを持っている人は楽しみに待ちましょう。

場面カットを1カットだけ紹介します。やはり咲と滝沢は再びアメリカへ行っているようです。


© 東のエデン製作委員会

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in 映画,   アニメ, Posted by logc_nt

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