高解像度画像で徹底解説するウィルコムの新型スマートフォン「HYBRID W-ZERO3」
先ほどウィルコムがマイクロソフトのモバイル向け最新OS「Windows Mobile 6.5」を採用した新型スマートフォン「HYBRID W-ZERO3(ハイブリッド ダブリューゼロスリー)」を正式発表しましたが、今度は高解像度の製品画像付きで徹底解説します。
従来のPHSに加えて、下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbpsの3G(HSUPA)方式の両方の通信方式をサポートすることで、ウィルコムの弱点だった通信速度面の問題をクリアしただけでなく、500万画素カメラや無線LAN、Bluetooth、GPS、モーションセンサーなどを備えた高性能スマートフォンとなっているほか、イー・モバイルの「Pocket Wi-Fi」のように無線LANルータとしても利用できるなど、モバイルユーザーにうれしいモデルとなっています。
また、実際に「HYBRID W-ZERO3」を触っているムービーも公開されています。
詳細は以下から。
これが「HYBRID W-ZERO3」です。カラーリングはノーブルブラック。閉じた状態ではタッチパネルと下部にあるホイール状のカーソルキー「Xcrawl(エクスクロール)」で操作します。ちなみにディスプレイは屋外でも視認性が高い3.5インチのフルワイドVGAモバイルASV液晶を採用。
開いたところ。今回はQWERTYキーボードを採用した横スライドモデルではなく、テンキーを採用した縦スライドモデルに。
大画面でのタッチパネルと使い慣れたテンキーを組み合わせることで、直感的で快適な操作性を実現しています。
背面は非常にシンプル。手ブレ補正やオートフォーカスに対応した500万画素カメラが搭載されています。また、被写体が笑顔になると自動的にシャッターを切る「笑顔撮影機能」やホワイトボードを撮影した画像をPDFデータに自動変換できる「PDF SHOT」に加えて、従来モデルから搭載されている「名刺リーダ」「情報リーダ」「コラムリーダ」などの機能を備えています。
メニューランチャはこんな感じ。1画面12アイコン×8画面まで登録可能。電話帳・発着信履歴をはじめ、メニュー画面や、待受画面、各種設定手順など、ウィルコム独自のUI(ユーザーインターフェース)を搭載することで、初めてスマートフォンを使うユーザーでも違和感なく利用できるとされています。また、Windows Liveサービスを利用するためのアカウントを簡単に取得できる「アシスト機能」も搭載。
プレミアムゴールドモデルの10キーを開いたところ
背面
「HYBRID W-ZERO3」はマイクロソフトが提供するアプリ配信サイト「Windows Marketplace」にもダイレクトにアクセスできるようになっており、Windows Mobile向けアプリケーションを簡単に利用できるほか、ワンタッチで「Windows Live」へアクセスする専用キーが装備されているため、Windows Liveが提供するフォトサービスやメール、ブログ、メッセンジャーなどを手軽に活用可能。
そして本体に保存してある連絡先や予定表、音楽やドキュメントデータなど各種のデータを、ネット上のサーバーに保管できるクラウドサービス「My Phone」を利用して、自宅のパソコンなどから「HYBRID W-ZERO3」のデータを編集することなどにも対応しています。
以下のリンクから「HYBRID W-ZERO3」を実際に利用しているムービーを視聴することが可能です。
本日11/11発表!新型スマートフォン「HYBRID W-ZERO3」・・・の動画 - WILLCOM|ウィルコム社員ブログ
「HYBRID W-ZERO3」の公式サイトは以下。
WILLCOM|HYBRID W-ZERO3
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