10月22日に発売された新OS「Windows 7」はWindowsVistaに比べて約2.5倍の売れ行き

10月22日(木)にMicrosoftの新しいOS「Windows 7」が発売となり、約3週間が経過しようとしています。NPD Groupの調査によると、Windows 7の10月22日(木)からのセールスが2007年1月のWindowsVista発売開始時に比べて234％も高かったことが明らかになりました。

「Windows 7」の前のOSである「Windows Vista」はウィジェットをはじめ色々な新機軸を取り入れましたがおおむね不評で、さらに前のOSである「WindowsXP」を使用し続けている人は少なくありません。やむを得ずVista搭載PCを購入した人でも、ダウングレード権を行使してOSをすぐにWindowsXPに変更したという人は多いのではないでしょうか。

詳細は以下から。
Microsoft Windows 7 smashes sales records - Telegraph

NPD Groupのスティーブン・ベイカー副社長は「マイクロソフトが綿密なマーケティングをしたり、事前の予約割引を行ったりした結果、Windows7は大当たりのスタートを見せたようです」と語り「Vistaは1月に発売されたことで、10月発売のWindows7に対して少しのアドバンテージがあった(1月の方が売れる)のですが…」と付け加えました。今回のNPDの調査は予約販売を含む10月17日から24日までの期間の売上で、7がVistaに対して234％の売れ行きを見せたことが明らかになっています。

Microsoftのスティーブ・バルマーCEOはWindows7に対する反応は「とてつもなかった」とコメント。Windows7が新しいPC需要に活気を与え、技術市場においても重要な革新の一例になったと語りました。「人々はOSを買うのではなく、OSが搭載されたPCを買うのだ」とバルマー氏。

Vistaの反省を踏まえたOSだけに、今度こそはXPからの移行が進むかもしれませんね。