タブレット型モバイル端末「JournE touch」を東芝が発表、ハイビジョン動画にも対応
ドイツのベルリンで現地時間9月4日(金)から開催される世界最大級の見本市「IFA2009」の会場で行われた記者会見において、東芝がタッチパネルを採用した新型モバイル端末「JournE touch」を発表しました。
7インチの大画面タッチスクリーンを搭載しており、ウワサされているAppleのタブレット型ネットブックを思い起こさせるようなモデルとなっていますが、ハイビジョン動画の再生に対応するなど、高い性能を実現しています。
発表会のムービーを交えた詳細は以下から。
Toshiba JournE Touch tablet introductie
このリリースによると、東芝は新たに「JournE touch」というタブレット型モバイル端末を発売するそうです。本体サイズは189mm×133.6mm×14mm、重さは450グラムで価格は350ドル(約3万2300円)となる見通し。
「JournE touch」はCPUにハイビジョン動画の再生に対応するなど、高いグラフィック性能を実現したNVIDIAの「Tegraプロセッサ」を採用しているほか、32GBまで対応したSDHC対応のSDメモリカードスロットやIEEE802.11 b/g対応の無線LANなどを搭載。OSにはマイクロソフトのWindows CE 6.0 Proを採用しています。
これが「JournE touch」
また、LEDバックライトを採用した7インチのワイドVGA(800×480)タッチスクリーンを利用してインターネットやRSS、YouTube、MSN Messenger、Flickr、Picasaなどのコンテンツにワンタッチでアクセスできるほか、MP3、WMA形式の音楽ファイルやMPEG-4、H.264、DivX、WMV形式の動画ファイルなども再生可能。
スタンドに立てかけたところ
駆動時間は音楽再生が14時間で、ブラウジングや動画再生の場合は2時間。オプションとして専用のクレードルも提供される予定となっており、搭載されたHDMIポートやUSBポートを利用してハイビジョンテレビに動画を出力できるほか、外部機器との接続も可能となっています。
IFA会場で行われた発表会の様子を撮影したムービーは以下。
YouTube - Toshiba JournE Touch - First Toshiba Multimedia Tablet @ IFA 2009
・関連記事
シャープが新世代モバイル端末「NetWalker」を発表、超軽量で高速起動や長時間駆動を実現 - GIGAZINE
重さ680gで厚さは1.27cm、ソニーが長時間駆動を実現した超薄型軽量VAIO「Xシリーズ」を発表 - GIGAZINE
ソニー、ついに高性能スマートフォン最新機種「XPERIA X2」を発表 - GIGAZINE
Lenovoがスマートブックを近日中に発表か、高性能プロセッサ「Tegra」を搭載 - GIGAZINE
容量2倍以上、あらゆる機器に対応した本格モバイルバッテリー「MyBattery Book XL」が登場 - GIGAZINE
・関連コンテンツ