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東芝のiPad対抗タブレット2機種、HD動画やFlash対応のデュアルコアCPUを搭載へ


先日東芝のアメリカ法人がタブレットパソコン市場に参入する意向を示したことをお伝えしましたが、さらなる詳細が明らかになりました。

タブレットパソコンの生産に向けて東芝は電子機器生産受託メーカーと提携する意向であることや、搭載されるCPUがHD動画やFlashに対応したデュアルコアCPUになるとされています。


ちなみに上記画像は昨年東芝が発表したNVIDIAのTegraプロセッサを搭載したタブレット型モバイル端末「JournE touch」です。

詳細は以下から。
Toshiba and Compal partner on tablet PC development

この記事によると、電子機器生産受託の大手メーカーであるCompal Electronicsが、2010年後半から2011年初頭に発売される予定の東芝製タブレットパソコン2機種の製造を請け負うことになるそうです。

東芝が発売を予定しているタブレットパソコン2機種はGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用した10インチ液晶搭載モデルと、マイクロソフトのWindows CE 7(既報ではWindows 7)を採用したデュアルディスプレイ搭載モデルになると見込まれており、いずれもNVIDIAの第2世代Tegraプロセッサを搭載するとのこと。

なお、第2世代Tegraプロセッサは高解像度のディスプレイを搭載したタブレットタイプのモバイル端末などをターゲットにしたもので、モバイル用としては初となる最大1GHzで駆動するデュアルコアCPUとなっており、低消費電力であるにもかかわらず、処理性能は初代Tegraプロセッサの最大4倍となっています。

これによりモバイル機器で高解像度のWEBブラウジングや1080pのフルHD動画のストリーミング再生に対応するほか、さらにAdobeの「Flash Player10.1」に採用されたグラフィックアクセラレータに対応することで、Flashコンテンツなどを利用可能になるとされているため、FlashをサポートしないiPadに対しては強力なライバルとなりうるのかもしれません。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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