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日立、世界最高の解像度を実現した携帯電話の液晶ディスプレイを開発


320×240の「QVGA」から640×480の「VGA」、そして854×480の「フルワイドVGA」へと高解像度化の続く携帯電話の液晶ディスプレイですが、さらに高解像度化された世界最高の解像度を実現した液晶ディスプレイが登場することが明らかになりました。

詳細は以下から。
携帯用の高精細液晶パネル、日立系が10年にも生産

日本経済新聞社の報道によると、日立グループの会社で液晶ディスプレイなどを手がけている日立ディスプレイズが世界最高となる高解像度を実現した携帯電話向けディスプレイを開発したそうです。


これは携帯でワンセグ放送を視聴したりインターネットを利用する機会が増えているのに対応したもので、解像度は960×540とのこと。

ちなみに現在、携帯電話として世界最高となる解像度の液晶ディスプレイを搭載しているのは、1024×480のハーフXGA液晶を搭載したソフトバンクモバイルのシャープ製端末「931SH」であるため、今回日立ディスプレイが開発した液晶ディスプレイは縦の解像度で若干引けを取るものの、縦と横の解像度の総計では上回ることになる模様。

なお、すでに4月から携帯電話メーカーにサンプル出荷を始めており、2010年初めにも生産に入るとされているため、年末に各社から発表される冬モデルに搭載される可能性があるようです。

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in メモ,   モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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