GPSを使って街全体を8bitゲーム風イラストにするアート
カプチーノ専用プリンタや自分の舌など、アーティストはありとあらゆる道具を使って芸術性を追い求めていくわけですが、サンフランシスコの街を舞台に8bitゲーム風のイラストを描き出す人が現れました。
詳細は以下。
San Francisco - The Snitch - GPS Graffiti: San Francisco Man Creates Videogame Homages -- That You Can Bike
サンフランシスコのグラフィックデザイナー、ビンセント・モンテロンゴさんは、自転車にGPSを取り付けて街を走り回り、その軌跡をGoogleマップに描き出すというかなり変わった方法で地図の上にイラストを描き出しました。サンフランシスコの街の上に見事にゲームキャラクターが現れています。
事前に地図をプリントアウトして、どこの角でどちらに曲がるかまで詳細に記入、万全の準備を行います。総走行距離は14kmほどですが、急な坂があるため大変なところが一部あったそうです。
GPSによって計測された自分の位置データをGoogleマップで展開するとこのように見事な「スペースインベーダー」の敵キャラが登場。
ATARI 2600のアクションゲーム「Berzerk」に出てくる敵ロボット。渋いチョイス。
そしてパックマンとグズタ。
ビンセントさんは「8ビットのゲーム機とサンフランシスコと自転車が大好きで、どうしても作りたくなったんだ」とコメントしています。
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