42年間ずっと顔の中に銃弾が残っていた女性
42年の間ずっと顔の中に銃弾が残っていた女性が摘出手術を受けて成功したそうです。顔の中に銃弾が残っていれば何か身体の異常を感じてすぐに摘出しようと思うものですが、なぜこの女性は42年間も放置したままにしていたのでしょうか。
詳細は以下より。
Doctors remove bullet from woman's face that lodged there 42 YEARS ago | Mail Online
摘出された銃弾は1967年に被弾したものと考えられており、当時中国で起こっていた文化大革命の戦火の中で被弾したものと考えられているそうです。
驚いたことに女性は11年間も被弾していることに気づいておらず、1978年に持続性頭痛のため病院で診察を受けた時に初めて自分の顔に銃弾が残っていることを知ったとのこと。すぐに銃弾を摘出すればよかったものの、医療機器が揃っていない上に専門の医者がいない地方の病院では摘出することが困難であり、また経済的な都合上でその後30年近く頭痛に耐えていたそうです。
これが女性の顔を写したレントゲン写真。
銃弾の形がはっきりと写っています。
ところが今月になって頭だけなく全身に痛みが現れたため都会の病院で銃弾を摘出することを決断。摘出手術は成功し女性は順調に回復しているそうです。
これが摘出された銃弾。
摘出手術後の女性。
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