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【訃報】「グイン・サーガ」作者の栗本薫氏、すい臓ガンのため死去


正伝126巻、外伝21巻で一人の作家の作品としては世界最長といわれており、累計では3000万部を売り上げているという日本ファンタジー小説界に燦然と輝く大作「グイン・サーガ」を30年以上かけて執筆してきた作家・栗本薫さんが5月26日にすい臓ガンのため亡くなったそうです。

詳細は以下から。
FOX通信: 訃報:栗本薫 死去・・・

おくやみ:栗本薫氏 | 訃報ドットコム

栗本さんの夫でSFマガジン元編集長の今岡清氏のmixi日記でのコメントによると、5月26日の夕刻、栗本さんが他界したとのこと。


栗本さんは1976年に商業誌デビュー。代表作の「グイン・サーガ」は1979年9月に第1巻が刊行され、当初の構想では全100巻だったものの2005年4月にその第100巻が刊行されても物語は終わらず、栗本さん自身もどこまで続くのかわからないと語っていたほどの大作。2009年4月15日に126巻「黒衣の女王」が刊行され、また6月には127巻が刊行される予定だと見られていました。

グイン・サーガ」は現在NHK BS2にてアニメが放送されており、原作の第16巻までがアニメ化される予定となっています。

中島梓(栗本薫の別名義)のサイト「神楽坂倶楽部」で4月28日に更新された日記では、体調が優れず仕事がはかどらないので歯がゆいという旨の胸中が明かされており、「5月になってものごとがもっといい方向にむかってくれたらいいなと思っています」と記されていました。

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in メモ, Posted by logc_nt

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