車で市役所に突っ込んで走り回った男、10年以上の禁固刑に
怒りで我を忘れて市役所内に自動車で突っ込んでいってしまったという男に、約10年の禁固刑が言い渡されました。
市役所の監視カメラには、映画のアクションシーンのようにドアを突き破って建物の中を走り抜けていく車がとらえられています。
詳細は以下から。
Man who drove into City Hall gets 10-year sentence | Wichita News - Kansas News | Wichita Eagle
事件が起こったのは2008年1月7日。場所はアメリカ・カンザス州のウィチタにある市役所でのことでした。33歳のMarcus Johnsonは、コンビニに駐めていた車から流れる音楽の音量を小さくするよう警察に言われたことが原因で怒り、市役所に自動車で突入したそうです。
このときまでは何事もなかった市役所のドア。
YouTube - Wichita City Hall Crash
しかし、そこに1台の車が現れます。
Marcusの車を走って追う警察官。
車はそのままエレベーターの前を通過。
そして建物の中を駆け抜けていきました。最終的には駐車場の西の壁に衝突してやっと止まったそうです。
Marcusは器物損壊、犯罪脅威、捕まった後に警察官に対して働いた暴行などの罪を含めて、122ヶ月の禁固刑という判決が言い渡されました。このことによる被害額は約20万ドル(約1900万円)で、市役所には自動車の侵入を防ぐための装置が今年設置される予定となっているそうです。
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