明治43年創業の伝統の味を再現、「せんば自由軒」とローソンのコラボメニュー試食レビュー
明治43年に難波で創業した料理店「せんば自由軒」はインデアンカレー(インディアンカレー)やハイシビーフ(ハッシュドビーフ)が名物料理の老舗です。このたび、せんば自由軒とローソンがコラボレーションした商品が発売されていたので、買ってきて食べてみました。
レビューは以下から。
本当は全5種類なのですが、ドライカレーおにぎりだけは入手できませんでした。左上が「洋食屋のカレーパン」、右上が「焼きチーズカレー」、左下が「カレースパゲティー」、右下が「名物インデアンカレー」。近畿エリア限定商品だそうです。
名物インデアンカレー(470円)はご飯とカレールウを最初から混ぜてあるカレーで、中央のくぼみに生卵を落として食べます。
レンジでチン完了。
卵を中央に落とし、ウスターソースをかけていただきます。カレーはかなり辛口の味付け。卵の黄身がとろりと絡まる中にウスターソースの酸味が入ってきて、ただのカレーではない奥行きのある味です。家でカレーをしたときに、残ったルウにご飯を入れて同じようなインディアンカレーを作ることがありますが、その時にもウスターソースをちょろっとかけると美味しく仕上がりそう。卵とあわせて真似したい。
焼きチーズカレー(398円)。チーズがとろけるようにしっかりレンジであたためます。
こちらはチーズに合わせているのかルウは甘口。まるでリゾットのように焼き上げられていて、カレーなのにカレーではないみたい。カットしたゆで卵はちょっとモサモサします。
挑戦的なメニューに感じるカレースパゲティー(420円)。
読んで字の如くスパゲティにカレーがかかっています。
誰が考えたか知りませんが、大胆ですね。
粉チーズをかけて完成。ミートソーススパゲティのミートソースを単純にカレーソースに置き換えただけのような気もしますが、意外とこれが合います。どんなソースでも受け入れるスパゲティの包容力なのか、どんなメニューでもカレー味に染め上げるカレーソースの強さなのかわかりませんが、カレーもスパゲティも好きという人は食べて損はないかも。
最後は洋食屋のカレーパン(125円)。
名物インデアンカレーと同じぐらいの辛さで、中身のルウとパンとの間には隙間がなくカレーがぎっちり詰まっています。できたてのカレーパンではないので表面がサクサクっとしていなかったり、レンジで温めると妙なモッチリ感が出たりという不満はありますが、ルウの味付けのさじ加減は辛口好きに嬉しいバランスになっています。
「せんば自由軒」に実際に行ってみて、コラボメニューに入らなかったハイシビーフなどを食べてみたいところです。
・関連記事
CoCo壱番屋で「カレーのトッピング全部のせ」に挑戦してみた ~注文編~ - GIGAZINE
ポン・デ・リング生地になったミスドの「シェイキーポップ」、カレーフレーバーはもはや罰ゲーム - GIGAZINE
羽後牛がゴロリと入っている、萌えパッケージの「羽後牛カレー」試食レビュー - GIGAZINE
サクサクパイ生地にカレーのうまみ、ミスドのカレーパイ試食レビュー - GIGAZINE
麻婆豆腐とカレーが禁断の合体、松屋の「麻婆カレー」試食レビュー - GIGAZINE
日本最古のカレーはカエル肉の入った「カエルカレー」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ