デートではラブコメ映画は見ないほうがいい?
映画を見に行くのはデートの定番ですが、ラブコメ映画が二人の関係をダメにする傾向があることがイギリスの心理学者によって発表されました。
詳細は以下。
BBC NEWS | UK | Scotland | Edinburgh, East and Fife | Rom-coms 'spoil your love life'
イギリスのヘリオット・ワット大学の専門家によると、カップルを破局に導きがちなのは意外な結果かもしれませんがラブコメ映画。問題のある夫婦は完璧なセックスや「何も言わなくても分かり合える」という無言のコミュニケーションというものを信じ過ぎていることが多いそうですが、映画などのメディアがこの傾向を助長しているのではないかと研究者は考えています。
研究グループが「ユー・ガット・メール」や「ノッティングヒルの恋人」など1995年から2005年にかけてのラブコメ映画を調査した結果、これらは恋愛の楽しさにフォーカスをあててはいるが、深い信頼関係を築くのには長い時間がかかるのだということを描写しない傾向があることが明らかになりました。
また100人ずつのグループの片方に恋愛映画「セレンディピティ」を見せ、もう片方にはデヴィット・リンチ監督(カルト映画で有名)のドラマを見せてアンケートをとったところ、恋愛映画を見せたほうのグループは運命の恋や宿命といったものを信じる傾向があったとのこと。二人の関係を長続きさせたければ、ラブコメ映画はほどほどにしておいたほうがよいのかもしれません。
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