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ビートルズ初の契約書の落札価格は?


ビートルズの初のレコーディング契約書がオークションに出品され、コレクターにより超高額で落札されたようです。各メンバーの直筆サインや実家の住所まで載っているというファン垂涎(すいぜん)の品ですが、一体どれくらいの価格になったのでしょうか?

詳細は以下から。Entertainment Examiner: The Beatles first contract fetches $211,597

ビートルズは1962年1月24日にマネージャーのブライアン・エプスタインと5年間の契約を結んだのですが、その時の契約書がビートルズとして初の契約書としてオークションに出品され、個人コレクターにより21万1597ドル(約1960万円)で落札されたそうです。このオークションはイギリスのThe Fame Bureauが主催しLive Auctioneersを通じて行われたもので、今回の落札価格は、Live Auctioneersを通じてアメリカ国外のオークションハウスによって主催されたオークションでは、過去最高とのこと。

これがその契約書。4ページつづりです。



ブライアン・エプスタインの自伝によると、ビートルズの4人は1月24日に署名したが、エプスタインは大手とのレコーディング契約にこぎつけるという約束を果たせなかった場合に4人を束縛しないために、当初は署名しないでおいたとのこと。その後EMIと契約しファーストシングル「Love Me Do」の発売直前であった同年10月1日に、約束を果たしたと感じ署名を入れた、というエピソードがあります。

10月1日の日付や4人の住所など。


サイン。上からエプスタイン、ジョン・レノン、ジョージ・ハリソン、ポール・マッカートニー(本名James Paul McCartney)


ジョン・レノンは署名する場所を間違えてしまったため、「John. W.」まで書いて線で消しているのが確認できます。

また、この契約書には当時まだ21歳(イギリスの成人年齢)に達していなかったポール・マッカートニーとジョージ・ハリソンの父親(Harold HarrisonとJames McCartney)の署名もあるとのことで、そのあたりもビートル・マニア心をくすぐったのかもしれません。

契約は1963年1月22日に更新されたため、そのときのメンバー全員のサインも含まれているとのこと。音楽史的にもイギリス史的にも非常に重要なものと考えられているようです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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