ゲーム中の子どもの無表情をとらえたアート
ゲームの世界に入り込んでいるとき、その人の中では何が起きていて、その心はどこをさまよっているのでしょうか。イギリスの写真家、Robbie Cooperが撮影し、考察しています。
詳細は以下。
The Immersion project - Telegraph
Immersion Blog
ゲームなど映像メディアと人間との関連については、いわゆる脳神経学や心理学など学術の面から、あるいはレーティングや検閲など法律の面からアプローチしたものが主でした。今回のプロジェクトは、それらとは少し違った方面からメディアと人間の関係を追うものです。
手法としては、プロンプターを用いて、顔の正面にハイビジョンカメラを設置、ゲーム中の表情を真正面から撮影し、撮影後は心理学の手法を応用して分析するとのこと。
以前に「ゲームをプレイ中の人はいったいどのような表情をしているのか - GIGAZINE 」という記事で、表情豊かな大人の画像を掲載しましたが、子供の場合は真逆になっています。
無表情
Call Of Dutyのプレーヤーは、唇を歯にかぶせる傾向がみられるそうです。
何かを言いながらゲーム
手元が動いていないとゲームをしているのか分からないくらい無表情
二人でいるのに無表情
これは無表情、というよりも集中、でしょうか
ゲームや映像の内容によって違った傾向が見られるそうですが、撮影者のブログによると「最も無表情な子が、最も極端なゲーマーというわけではなかった」として、結果についてはいまだなんとも言えないそうです。
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