Illustratorの作業を自動化して効率化でき、今すぐ役立つ便利なスクリプトいろいろ
Adobe Illustratorは確かに便利なすばらしいソフトですが、機能が豊富であるがゆえに操作が複雑になっており、単純作業を繰り返していると死にたくなってきます。人間はもっとクリエイティブな方に集中すればいいのであり、プログラムに自動でやらせた方がいいことは自動でやらせましょう。そんなときに便利なのが、さまざまな作業を自動でしてくれる「スクリプト」、というわけ。
今回はそんな作業にいつか役立つ、知っていればそのうち使うであろうスクリプトを揃えてみました。
Illustratorの作業を自動化する便利なスクリプトは以下から。
10 Free and Extremely Useful Illustrator Scripts | Vectips
すべてのパスを閉じる/すべての選択したパスを閉じる「Close All Paths / Close All Selected Paths」
テキストフレームを分割する「Divide Text Frame」
テキストフレームを結合する「Join Text Frames」
基本的な形から花のような多角形模様を作成する「Fleurify」。面白いパターンやロゴ作成に使える。
複数の図形を弧線で接続してくっつける「Meatball」
CMYKをパントーンにする「CMYK to Pantone v.2」
色相などをランダムに変更する「Vary Hues / Randomize Colors」
保存時にファイル名へ今の日時を付加する「Save File With Timestamps v.3」。これにより、簡単に複数のバージョンにファイルを分けることができ、バージョン管理、世代管理のようなことが可能になる。
指定した数のアンカーポイントを円に加えることができる「Circle」。通常機能でもアンカーポイントの追加はできるが、数が指定できるというのがミソ。
2つのオブジェクトの位置とサイズを交換する「Swap Objects」
ほかにも、以下のサイトに山のようにスクリプトがあります。
・イラレで便利: スクリプト解説(「レイヤー別に保存・書出し」「テキスト連結(たてバラ・よこバラ)」「レイヤー自動リネーム」などなど)
・Illustrator CS自動化作戦 with JavaScript(「タブ区切りテキストを読み込み自動レイアウトする」「フォルダ内の画像ファイルを読み込み指定サイズ、指定位置にタイル状に配置する」「指定年月のカレンダーを作成する(表レイアウト)」などなど)
・IllustratorでレイヤーごとにPNGに書き出すスクリプト - ROCO’s Blog
・PICTRIX(「配置画像の大きさと回転を初期状態へ戻す」「透明効果・不透明度の変更されたオブジェクトの検索・リセット」「選択したオブジェクトの指定した位置を基準に、指定座標へ移動」などなど)
・いっちゃんのブログ(仮) 【改訂版】QRコード for Illustrator CSx
・いっちゃんのブログ(仮) 【改訂版】QRコード for Illustrator CSx(AppleScript Application版)
・いっちゃんのブログ(仮) 郵便カスタマバーコード for Illustrator CSx
・s.h's page - JavaScript scripts(「適当に連結」「パス切断」「選択アンカーの位置に複製」「角を丸くする+」などなど)
あと、Mac OSの場合は以下のようなパレットから使うと便利です。
Adobe Illustrator 用のスクリプトパレット「ScriptPalette AI」- ものかの >> download
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