KKKの衣装を仕立てる58歳のおばあちゃん
白人のみが神に選ばれた人種と主張する団体、クー・クラックス・クラン(KKK)のメンバーのおばあちゃんによるフードやローブなどの衣装制作風景です。テロリスト団体として政府に認定されたり、何者か判別不能な独特の衣装を着けていたりと怖いイメージのあるKKKですが、衣装はどのように作っているのでしょうか。
詳細は以下から。MoJo Photo Blog Aryan Outfitters
第5世代のKKKメンバーであるルースさんは毎日10~12時間かけて衣装を手作りしていて、メールでオーダーを受けた後、4~6週間で引渡しとなります。衣装を作って得たお金は自動車事故で四肢麻痺になった娘のために使っているそうです。
以下はニューヨークのフォトジャーナリストであるアンソニー・カレンさんが数年を費やして撮影した衣装製作風景です。
フードの型紙。
パソコンも使います。
伝統的な白いフード。
こちらはローブ。
完成間近のローブ。赤い衣装は地域リーダーの「エグザルテッド・サイクロプス」用で、製作には140ドル(約1万5000円)ほどかかるそうです。
フードの最終調整。
チェックされる衣装。
完成した衣装には祝福が行われます。
現在のKKKは複数のグループに分かれて活動していて、ストライプの入ったローブを使用しているところもあります。衣装の価格は素材によって変わり、綿だと約1万1000円~1万2000円、サテンだと約1万1500円~約1万5000円となっています。
子どもが着るとこんな感じ。
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