ルールは「人を殺さないこと」のみ、小さな街で行われる壮絶なイベント
イギリスのアシュボーンという小さな街で、キリスト教で言う告解火曜日と灰の水曜日と呼ばれる日に「シュローヴタイドフットボール(The game of Royal Shrovetide) 」と呼ばれるイベントが行われます。街の住民が二分され、一斉にボールを追いかけてゴールを目指すのですが、公式ルールが変わっています。
詳細は以下より。ムービーもあります。The Fan Manual ≫ Blog Archive ≫ The Game with One Rule: No Murder
公式ルールは至って単純で「人を殺さないこと」のみ。要するに「何でもいいから、とにかくゴールを決めよう」ということです。舞台は街全体で6時間もボールを追いかけ回ります。シュローヴタイドフットボールは歴史のあるイベントなのですが、正確な文献がないため、いつから始まったかなどの正確な歴史が解明されていないようです。
以下がプレイの様子を撮影したムービー。
YouTube - Ashbourne Royal Shrovetide Football - Ash Wednesday 2008
ルールがルールだけに恐ろしいイベントかと思いきや、非常ににぎやかなイベントのようです。
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