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表示性能は「倍速液晶」の2倍以上、高画質で安価な次世代液晶パネルが登場


現在、液晶特有の残像感を解消する「倍速液晶」を採用した高画質な液晶テレビが売れていますが、その性能を大幅に上回る「4倍速液晶」ともいえる次世代液晶パネルが登場しました。

それだけでも画質にこだわるユーザーにとっては朗報な気がしますが、さらにこの次世代液晶パネルは従来よりも安価に製造できるとのこと。素晴らしいですね…。

詳細は以下の通り。
IT Resource | Samsung Developes 240Hz Blue Phase LCDs

この記事によると、Samsungは「Blue Phase」と呼ばれる新技術を採用した液晶パネルを開発したそうです。


このパネルはTN方式、IPS方式、VA方式といった従来の液晶ディスプレイの駆動方式とは異なり液晶分子が自ら並ぶため、液晶の分子を並べるための「配向膜」を使う必要が無いことから、製造工程を減少させて生産原価を引き下げることが可能になったとのこと。

さらにBlue Phase技術を用いた液晶パネルは、倍速液晶が実現している120Hz(毎秒120コマ)の表示性能を上回る240Hz(毎秒240コマ)以上の表示を可能にしており、従来以上に画面のちらつきを低減できる可能性があるほか、倍速液晶が搭載している表示速度を上げる「オーバードライブ回路」を必要としないため、さらに製造コストの引き下げが期待できるようです。

なお、Samsungは実際にBlue Phase技術を用いた15インチの液晶パネルを5月18日から23日にかけてロサンゼルスのディスプレイに関するシンポジウムで展示する予定としています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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