中国人女性らがCNNに13億ドルの慰謝料を求めて提訴
北京市在住の中国人女性らがアメリカのニュース専門放送局「CNN」と同局のキャスターに対して、すべての中国人を代表して、中国人1人あたり1ドルとなる総額13億ドル(約1339億円)の慰謝料を求めて提訴しました。
なにやらとんでもない話ですが、いったい何があったのでしょうか。
詳細は以下から。
中国人に1ドルずつ支払え!13億ドルの慰謝料求めCNNを提訴―米NY
この記事によると、中国の北京市に住む女性とアメリカのニューヨーク在住の女性が、連名でアメリカの弁護士を通じてCNNと同局のキャスターであるジャック・カファティ氏、CNNの母体であるターナー・ブロードキャスティング社を相手取って、中国人1人あたり1ドル、総額13億ドルの慰謝料を求めた訴訟を起こしたそうです。
2人の女性が提出した訴状によると、CNNは中国人全体を侮辱し、おとしめたとしており、カファティ氏は中国人を故意に精神的に傷付けたとのこと。そしてターナー・ブロードキャスティング社には重大な過失があったとしています。
なお、このような訴訟が提起された背景として、CNNの番組内でキャスターのカファティ氏がアメリカの莫大な対中貿易赤字に言及した際に「彼らは基本的に過去50年間と同じならず者と悪党の集団(goons and thugs)だ、とわたしは考えている」と述べたことが中国国内に波紋を広げており、中国国内で抗議デモが展開されるなど、反発が高まっていることが挙げられます。
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