東芝、コストを抑えた世界最大クラス128GBのSSDを発売
東芝が磁気ディスクの代わりに大容量のNAND型フラッシュメモリを使った記録媒体「ソリッド・ステート・ドライブ」を発売するそうです。
これまで容量の小ささやコストの高さが普及の問題となっていたSSDですが、東芝は転送速度を維持したまま、コストを抑えることに成功したようです。
詳細は以下の通り。
東芝によると、今回発売されるSSDは従来モデルが搭載している高コストで容量の少ない「二値NAND型」と呼ばれるフラッシュメモリと異なり、素子当たりの容量を高めた普及型の「多値NAND型」のフラッシュメモリを搭載しているそうです。
そして東芝が独自に開発したコントローラを搭載することで、「二値NAND型」のフラッシュメモリを搭載したときと同等の処理速度と長寿命(約100万時間)を維持したまま、大容量化に成功したとのこと。
製品はモジュールタイプのほか、シリアルATAインターフェースでパソコンと接続できるモデルの発売が2008年1~3月に予定されており、それぞれ32、64、128GBのラインナップが用意されています。
これがモジュールタイプ。
128GBモデルであれば、最近のノートパソコンに搭載されているHDDと遜色ない容量ですが、実際に搭載されたパソコンの価格が気になるところですね。
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