カヤックに乗ってサメを釣り上げた男たち
とんでもない冒険野郎たちがいたものです。ネズミザメはサーモンを捕まえて食べるため、漁師に嫌われているそうですが、アラスカのカヤックフィッシングチームの面々がオーストラリアに遠征を行って4頭のネズミザメを釣り上げたそうです。カヤックでサメの群れの中に突っ込むこと自体がかなりの冒険ですが、さらに釣り上げようとはすごい度胸ですね。
詳細は以下の通り。
Fishermen risk death by using kayaks in quest to catch sharks | the Daily Mail
Christopher Mautinoさんはアラスカでカヤックによる釣りをしているチームのリーダー。今回はわざわざネズミザメを釣るため、オーストラリアのヒンチンブルック島近海まで遠征したそうです。チームはだいたい200から300匹ほどのネズミザメに囲まれ、そこで大きなサーモンの切り身をエサにしてサメを釣り上げました。釣り上げたサメの大きさは平均7フィート10インチ(約2.4m)で、重さは350ポンド(約160kg)から375ポンド(約170kg)。釣ったのは4匹で、そのうち2匹はリリースしたそうです。
この遠征について、Mautinoさんは「竿にサーモンをつけて垂らしているときは、自分は一体何をやっているんだろう…って気持ちになったよ」と回想しています。「サメが見えたとき、その大きさはカヤックと同じぐらいだった」とのことで、釣りはじめから1時間以上もの間、死闘を演じたようです。
ネズミザメをカヤックで釣り上げることはMautinoさんがアラスカに来て以来ずっと目標にしていたことだそうで、それがようやく達成されたということです。
ちなみにネズミザメフィッシング自体はそれなりに行われているようです。もちろん、カヤックには乗らず、普通にボートから釣っています。
Salmon Sharks
釣り上げたサメ。
一緒に記念写真。
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