晴れた日に宗教書を売り歩いていた男が突然雷に打たれる
ある晴れた日に、宗教関係の書籍を売り歩いていた男が突然雷に打たれ、意識不明の重体になってしまったそうです。彼は病院に運ばれ、なんとか危険な状態は脱したとのこと。
詳細は以下の通り。
WSVN-TV - Local News - Man on religious mission struck by dry lightning
日曜日の午後、宗教団体の一員だったHailu Kidane Marianさん(40)はマイアミで本の訪問販売をしていました。晴れた日のことで、彼は199ストリートと78アベニューに沿って歩いていました。Maria MartinezさんがMarianさんから本を購入して背を向けると、まるで銃を撃つような音が聞こえました。Martinezさんがふり返ると、雲状の煙が見えてMarianさんが跳ねて後退し、そこに倒れ込んだとのこと。
救急隊が到着したときMarianさんは呼吸も脈も止まっていたがなんとか蘇生に成功、ジャクソン記念病院へ運ばれました。かなりの重傷だったものの、容体は安定しているらしい。この突然の落雷は初めてのことではなく、一ヶ月前には植木屋のDavid Canalesさんが雨も降っていないのに突然落雷に遭い死亡した事故があったそうです。このとき、近くで働いていた仲間は無事でした。
CBSマイアミの気象予報士Jeff Berardelliは、これは「ドライ・ライトニング(Dry lightning)」ではないかと考えているらしい。ドライ・ライトニングとは晴れた空でも発生する雷で、雨が降るなどの予兆がなくて備える暇がないためとても危険なものだそうです。アメリカの西部ではよく発生する現象らしく、これが原因の火災などもあるようです。
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