USBメモリで動作するハードウェアファイアウォール「Yoggie Pico」
USBメモリにCPUとLinux 2.6を搭載しており、設定はブラウザから可能。さっくりとパソコンに差し込むだけでファイアウォールが完成するというかなりお手軽なハードウェアです。全部で13種類の機能を搭載しており、なかなか充実しているのもポイント。
気になるお値段やブラウザから操作する設定画面などは以下の通り。
Windows firewall squeezes into USB key
搭載されているCPUは520MHz PXA270、100Mbps近くまでの速度に対応しており、価格はPersonalが179ドル(約2万1000円)、Proが(約2万4000円)となっています。通常のソフトウェアファイアウォールと比較すると、この「Yoggie Pico」自体がCPUを持っているので、ノートパソコンなどのCPUリソースを使わないというメリットがあげられます。つまり、常駐させていてもまったく負荷はかからないというわけ。
会社や家庭内などの物理的にファイアウォールを設置している環境下での使用と言うよりは、公共無線LANなどのフリースポットやホットスポットと言った環境での利用をどうも想定しているようですので、モバイル向けという位置づけらしい。
なお、コントロールパネルはこんな感じ。
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