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ソフトバンク初のスマートフォン「X01HT」の突っ込みどころ


10月1日からボーダフォンはソフトバンクへと社名変更をするわけですが、それに先駆けて新機種と新サービスが発表されました。

500万画素のカメラ付きケータイや最高3.6Mbpsの高速データ通信サービス、その他色々なサービスが開始と目白押しですが、その中で発売される個人向け携帯電話初のスマートフォン「X01HT」は突っ込みどころ満載でした。結局W-ZERO3と比べてどこが優れているのでしょうか。


詳細は以下の通り。2006年 秋・冬商戦向け新機種について(PDFファイル、942KB)

まずは紹介文から。

OSには、個人のお客さま向け携帯電話機としては初※1となるWindows Mobile® 5.0を搭載。タッチパネルに対応した液晶を搭載したほか、キー配列にはQWERTYキーボード※2を採用し、パソコンのような操作性を実現しました。

すでにウィルコムからWindows Mobile5.0が搭載されたW-ZEROが昨年発売されており、7月にはNTT DoCoMoからHTC社が法人向けに同様の機種を発売しているので、「個人のお客様向け」「携帯電話機としては」という言い回しをしていると考えて良いのでしょうか。

また料金プランに関しても

「SoftBank X01HT」の発売に合わせ、パケット通信料定額サービス「デュアルパケット定額」を改定し、新たな上限額9,800円(税込10,290円)/月を新設します。

とのことで、どうやら「X01HT」でインターネットに接続すると他の携帯電話機からインターネットに接続する時の上限額である5,700円ではなく9,800円になる模様です。

今回発表された高速データ通信サービスについても以下の通り。
「3Gハイスピード」の開始について(PDFファイル、22KB)

「3Gハイスピード」は、下り最大3.6Mbps/上り最大384Kbps(ベストエフォート方式※3)の高速データ通信が可能なサービスです。

※4 「SoftBank X01HT」の通信速度は、下り最大1.8Mbps/上り最384Kbps(ベストエフォート方式)です。

どうして速度が半分になるのでしょうか…なんですかこれは。

ちなみにこの「3Gハイスピード」自体も、サービス開始当初は東京23区と政令指定都市の一部地域のみでしか利用できず、その他の地域では従来のソフトバンク3Gネットワークサービス(下り最大384kbps)に接続される模様。

そういえば他社の3Gと比べてソフトバンクの3Gのエリアは狭いという話がありましたが、今はどうなっているのでしょうか。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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