2005年度の携帯電話出荷台数は4,625万台
日本国内における携帯電話出荷台数は前年同期比5.2%増の4,625万台で、2年ぶりのプラス成長。メーカー別ではシャープが初の年間シェア1位を獲得。これは2005年度上期にボーダフォン向けの2G端末が好調だったためらしい。
なお、2006年度の携帯電話市場は、前年度比10.5%増の5,110万台と予測されており、その根拠は例のナンバーポータビリティー制度の導入。これによって一定数の買い替え需要が発生し、既存ユーザー向けの端末需要が見込まれるとのこと。
2005年度通期国内携帯電話端末出荷概況
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120060424500
さらに詳細な内訳を見ると、携帯電話サービスの対人口普及率は7割越え。サービス加入者が飽和状態に近づいているため、年間純増数は減少傾向。ただし、2006年3月末時点での累計加入者数は1年前と比べて479万件増加し、約9,179万件に達しているとのこと。
FOMAやCDMA2000 1Xなどの3Gサービス加入者数は約4,833万件となり、累計加入者全体の53%。今後も2Gサービスから3Gサービスへの移行は加速し、 06年度末には全体の75%、07年度末には87%を占めると予測されるそうで。
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