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Googleが電化製品向けの新OS「Brillo」を発表する可能性、IoTの普及に拍車がかかるのか

By C_osett

Googleが開発者向けに毎年開催しているイベント「Google I/O」が2015年5月29日と30日の2日間にわたって実施されます。イベントでは次期Android OS「Android M」の発表が期待されている一方で、IoT向けの新OSが登場する可能性が浮上してきました。

Google Developing ‘Brillo’ Software for Internet of Things — The Information
https://www.theinformation.com/Google-Developing-Brillo-Software-for-Internet-of-Things

Google may reveal internet of things OS at event next week | The Verge
http://www.theverge.com/2015/5/21/8634437/google-internet-of-things-software-report

IT関連のニュースサイトThe Informationによると、Googleが消費電力が高くない電化製品上で動作する新OSを開発中で、早ければ2015年5月28日から開催されるGoogle I/Oで発表する可能性があるとのことです。新OSのコードネームは「Brillo」で、ディスプレイを持たないデバイスにも搭載することが可能。

By Joonie - http://justjoonie.blogspot.com/

Brilloを使えば電球やドアのロック、センサーなどをインターネットを介して接続できるようになり、スマートフォンやタブレットなどで遠隔操作できるものと見られています。The Informationによると、OSを搭載するデバイスは最低でも32MBもしくは64MBのRAMが必要になるとのことで、デバイスの消費電力に大きな負担がかからないと見られています。

The Informationは「リリースされる最初のバージョンは必要最低限の機能しか備えていないと思われます」と予想しており、Android Wearのようにバージョンアップを重ねて最適化していく流れになるのかもしれません。

By Kārlis Dambrāns

MicrosoftはWindows 10で実装予定の「ユニバーサルアプリ」がPCやスマートフォンだけでなくIoTへの対応を見据えていることを2015年3月開催の「Mobile World Congress」で明らかにしており、IoT市場は徐々に盛り上がってきている最中。スマート火災警報器「Nest Protect」の開発元を3300億円で買収するなど、IoTへの強い関心を見せていたGoogleが電化製品向けの新OSを発表すればIoTの普及に大きな拍車がかかることになりそうです。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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