赤くレアなステーキがごはんにたっぷりのりまくった「国産牛ステーキ丼定食」を京都の佰食屋で食べてきました

焼き加減がレアの国産牛をごはんにたっぷりと載せたステーキ丼を出すお店が、京都の西院にある「佰食屋(ひゃくしょくや)」です。「庶民的な価格で安全で美味しいものを提供する」というお店で、開店前に並んで整理券を手に入れないと食べることができないほどの盛況ぶりだそうなので、確実に食べるべく行列に並んできました。

国産牛ステーキ丼専門店 | 京都西院 | 佰食屋(100shokuya)
http://www.100shokuya.com/

佰食屋の住所は「京都府京都市右京区西院矢掛町21シュール西院 1F」で、阪急京都本線の西院駅から徒歩5分ほどの場所にあります。


整理券が配られる朝の9時半を少し過ぎた頃にお店に行ったところ、平日ながら整理券を求める人の行列が建物の中へと続いていました。

この行列の最後尾は建物の裏側の扉を抜けたところで、約20人ほどが並んでいました。

10分ほど並んで……

整理券をもらうことができました。配布は先着順で、11時から14時半までの好きな時間帯を選ぶことができます。代表者1名につき入れるのは4名まで。時間・名前・電話番号を告げるだけでOKです。

12時50分の整理券をゲットしました。整理券には待ち時間を有意義に過ごせるように、近隣の観光名所までの所要時間が書かれていました。もし早い時間帯を希望するのであれば、9時30分よりは前に並んでおかないとダメかも。

しばらく時間を潰し、12時50分になったのでお店に行ってみることに。

店内のカウンター席は既に埋まっており、待っている人も多くいました。

テーブル席も用意されています。

待っている間にメニューが渡されました。限定20食の煮込みハンバーグ定食もまだ注文できる状態でしたが、今回はステーキ丼定食(税抜980円)を注文。ステーキは追加料金を払えばダブルやトリプルでの注文も可能。

メニューの裏面には牛肉などの食材へのこだわりが書かれていました。

店員さんは手際よく牛肉を焼き……

どんどんメニューを盛りつけていました。

席に座って10分ほどでメニューが到着。

ステーキ丼というと焼き上がったお肉がごはんにどっかと腰を下ろしている重厚なイメージがあるのですが、このステーキ丼はレアな肉の断面がとても華やかで目を奪われます。

ステーキがごはんを囲んでいます。

上からみるとこんな感じ。

ステーキではなく、ローストビーフなのではないかと間違えるような赤さです。

三つ葉やフライドガーリックものっていました。

まずは赤身がたっぷり残った牛肉を食べてみると、生肉のようなトロトロした食感ではないものの、肉の旨味がしっかりしており、ステーキ丼のタレとの相性も抜群。脂身はほとんど付いていない部位が使われているようで、ステーキなのに「あっさり」という表現が似合います。

もちろんご飯との相性は言うまでもなし。赤い肉を見たせいかもはや興奮状態で、手に持ったスプーンが止まらず食べ進んでしまいました。

ごはんにはフライドオニオンがかかっており、甘味・旨味・香ばしさがプラスされグッド。三つ葉はステーキと一緒に食べることはあまりありませんが、風味が良く合っています。

しばらく食べたらフライドガーリックをかけて食べてみます。

フライドガーリックはチェダーチーズのようなオレンジ色でした。

フライドガーリックが加わることにより、よりパンチのある味に変化。ニオイもきつくはないので、にんにくが好きな人であれば最初からかけた方が良さそうです。

定食についてくるミニサラダにはジャコとナッツがかかっており、良いアクセントになっています。

みそ汁にはお麩や三つ葉が入っており、一工夫された作り。ミニサラダ・みそ汁ともに味が濃くないので、主役のステーキ丼の味を邪魔しません。

デザートも手作りで、やや甘味が強いものの酸味がほどよく効いた口がさっぱりするような味付け。消費税を入れると1000円を超えてしまいますが、質や量ともにしっかりしているのでオトクに感じられました。

佰食屋の営業時間は昼が11時から14時半、夕方が17時30分から20時で水曜日はお休み。ただし、店名の通り「100食」限定なので、昼の営業で売り切れになっていることが多いようです。お持ち帰りであれば、電話で予約を受けてくれるそうなので、整理券を手に入れるのが難しそうな人はお持ち帰りもオススメです。