希少部位の牛肉ささみ・イチボなどA4・A5レベル高級和牛食べ放題「肉屋の台所」に行ってみました

「焼肉食べ放題」の中には、食べ放題に含まれる肉の種類を限ることで低価格に抑えているお店がありますが、それとは逆に、牛肉の格付けで標準よりもよくてしかも一番上の「A」、さらに肉質等級も上位レベルの「4」「5」、つまり「A4・A5」を使い、さらに希少な部位も含めて120分たっぷりと食べ放題を満喫できるのが「肉屋の台所」です。渋谷で夕食の時間にはちょっと早いというタイミングで立ち寄れる機会があったので、いろいろと食べてきました。
肉屋の台所 道玄坂ミート ぶたキム - 渋谷/焼肉 [食べログ]
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13070644/
場所はここ、渋谷区道玄坂2丁目。ヤマダ電機LABI渋谷店の裏手の路地沿いです。
建物外観はこんな感じで、「肉屋の台所」は3階。

外階段をつつーっと上がっていけばOK。

今回、運良く人で混み合う前の時間帯に到着したので入って即座ることができましたが、予約しているお客さんも多く、時間帯によってはかなり待つことになるかも。

テーブルにはこのようにカセットコンロと鉄板が1組。

メニューは「アラカルト」と「食べ放題」の2種類があり、今回は食べ放題から選ぶことにしました。食べ放題メニューは「プレミアムお肉コース(4000円)」「厳選和牛極上コース(4800円)」「贅沢プレミアム和牛コース(5800円)」の3つで120分制。ラストオーダーは終了の30分前です。

せっかくなので、5800円のコースにしてみました。

5800円のコースだと「厳選!本日の黒毛和牛」のスペシャルメニューを注文することができます。

最初にやってきたのはサービスのチョレギサラダ。

そして、肉も3種盛りが到着。左側からゲタカルビ、ブリスケ、三角バラ。

「ゲタカルビ」のゲタは、肉を取った後の骨の形がゲタのようなところから取られています。部位としてはあばらあたりのお肉。

「ブリスケ」は肩バラ肉。

「三角バラ」も肩バラで、サシが入っていて人気のある部位。一気にじゅじゅーっと焼いていきます。

カセットコンロ使用ですが、鉄板が厚いおかげなのか、肉の焼け具合はとてもいい感じ。

中身がカブりそうだったのですが、気になったのでまずは5種盛りを注文。ゲタカルビ、イチボ、上カルビ、極上カルビ、ブリスケでした。

スペシャルメニューにも入っていた「イチボ」はお尻周辺の肉。希少な部位だそうで、柔らかい赤身は人気があるのも納得。

カルビを焼いているといかにも焼肉に来たなぁという感じ。

あれやこれやと注文する中で、せっかく5800円コースを選んだのならこれがオススメだと言われたのが「熟成厚切牛タン」。

この厚み。

じゅわー。牛タン定食ならこれでごはんがおかわりできそう。タンは薄切りにして塩で食べるのもいいですが、厚切りのものの食感を味わうのもいいものです。

続いては「炙りバラカルビ」

名前の通り、焼くのではなく「炙る」ぐらいにしないと、脂が次々流れ出してきて炎上することに。

煙の向こうにバラカルビ。薄切りなのでペロリと食べられます。

「ランプ」は腰の肉。サーロインよりお尻寄りの部分で、ももの上。赤身の中では最もやわらかいとのことで、厚めに切られていることもあって小ぶりなステーキを食べている気分。

ドンッと塊でやってきたのは「まるごと!中落ちカルビ」。

好みのサイズで食べればOK

せっかくなので大きめにカット

噛み応えのある肉に、とろっと脂がくっついていて、胃にずしっと収まります。

同じくカルビですが、これは「ネギ塩カルビ」。

さっぱりとした塩味は気分転換にいいかも。

ロースやハラミといったオーソドックスな部位もじゅじゅー。これは主にハラミ。

スペシャルメニューで注文していないものが残っていたので、まとめて注文することに。左から和牛ささみ、ショートリブ、マルチョウ。

「ささみ」というと鶏肉の脂肪の少ない部位を連想してしまい、焼肉には向かないイメージだったのですが、牛肉の場合はサシが入っていてやわらかいバラなので、焼肉にピッタリ。

「ショートリブ」は上カルビ、骨付カルビとしても出される部位。

「マルチョウ」は小腸です。焼き始めは白い塊ですが、だんだんと表面が透明にとろけていきます。

口の中へ入れるととろりっ。ただし、脂っこさも相当なものなので、あまり終盤に注文すると後が辛いかも。

肉ばっかり注文しまくってしまいましたが、キムチ盛りやナムル盛りといったサブメニューも充実。キムチ盛りは白菜キムチとカクテキで、カクテキは薄切りでした。わりと甘口です。

あまりにも肉ばかり食べたので、最後は焼き野菜をいくつか食べて120分が終了。

1人5800円、2人で1万1600円。飲み放題がついているとはいえ安い価格ではないものの、希少な部位も食べ放題に含まれており、また肉自体もタレをべったりとつけなくてもおいしく食べられる品質なので、満足度はかなり高め。みんなでワイワイ言いながらだとあっという間にラストオーダーの時間になってしまうはず。「食い放題のお金で普通にスーパーで上等な肉を買った方がいいのでは?」というのに対するアンチテーゼのような、ここだからこそ食べることができる部位がほかにもいろいろあるので、「家で食べられないものを外食ではいただきたい!」という人向けです。

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