試食

前回3時間待ちの行列が出た「肉フェス」でステーキ・カルビ・熟成肉などを食べまくってきました


2014年のゴールデンウィークに行われた前回の肉フェスは、29万人の入場があり3時間待ちの行列がでるなど大盛況で、第2回は会場を駒沢オリンピック公園から昭和記念公園に舞台を移し10月24日(金)から11月3日(月)まで開催されます。休日に訪れると前回のようにかなり長い行列ができてしまいそうなので、前売り券を購入し、会場内で使える電子マネーをチャージし万全の体勢で肉フェスに行ってきました。

Food Nations 肉フェス TOKYO 2014 秋
http://nikufes.jp/

開場30分前の9時半頃に到着。


既に開場前には30人ほどの行列ができていました。平日だったので開場前に長い行列ができなかったものの、休日はもっと並ぶかもしれません。


テレビ局も数社取材に来ていました。


今回は前売り券を購入して会場へ。ローソンチケットでプライオリティパスという時間指定で並ばずに商品が購入出来るパスが付いたチケットを購入しました。通常の食券が1枚税込700円で、前売り券は食券5枚と1枚プライオリティパスが付いて税込4000円でした。


開場前にパンフレットで予習。


開いて見てみると、牛肉のお店が多く、鶏肉・豚肉・羊肉などもお店に加えてビールやスイーツのお店も出展していました。


初日とあってか準備が整っていなかったようで、10分ほど遅れて入場。


後ろを振り向くとかなり行列が伸びていました。


行列ができるお店にすぐさま行きたいところでしたが、スタッフが「走らないように」と注意を呼びかけていたので、全速力の競歩で目当ての店へ。


開場したばかりなので、そこまで混んでいませんが……


開場後すぐにミート矢澤の「フレッシュハンバーグ」を目指した人が多かった模様。さっそく行列に並びます。


テレビ局も取材を行っており、なかなかの注目度。


お店の中には半分焼かれたハンバーグがすでに用意されていました。今回は「最高級黒毛和牛A5ランク矢澤ステーキコンボ(税込2100円)」を注文。すぐにできあがらないので、他のお店でもなにか購入することに。


近くに前回の肉フェスで優勝した大阪焼肉・ホルモンふたごがあったので「二代目名物黒毛和牛の包めるカルビ(税込1400円)」を注文。


5分ほどでミート矢澤のメニューが焼き上がり、2つのメニューを持ってテーブル席へ。


テントの中には、夜の冷え込みに備えてストーブが用意されていました。


さっそく注文した2品をテーブルに置き食べることに。


ミート矢澤の「最高級黒毛和牛A5ランク矢澤ステーキコンボ」は最高級黒毛和牛A5ランクのモモ肉と、1日1000食限定の最高級黒毛和牛を使ったフレッシュハンバーグのセット。


モモ肉のステーキはいい感じに焦げ目が付いており……


中の赤身もキレイなピンク色。


特製のソースをかけて食べてみます。


食べてみると赤身らしい濃厚な旨味が口に広がり、かむとじわじわ肉汁が溢れ出し至福の瞬間が訪れます。食感が柔らかすぎずも固すぎず絶妙で、脂分が多くないのでしっかり赤身の味を楽しめ、玉ネギが入ったソースとも良く合っていました。


フレッシュハンバーグもこんがりと焼けています。


表面からは肉汁が溢れていました。


切ってみると中はレアに仕上がっており、生っぽい食感がグッド。つなぎが使われていないのでしっかりと肉の味が楽しめ、脂身と肉のバランスも絶妙。塩コショウで軽く味が付いてはいるもののソースを付けて食べるのがオススメです。


続いての「二代目名物黒毛和牛の包めるカルビ」はポン酢で食べる一品。


中央にはねぎ・大根おろし・にんにくが載っていました。


カルビにはかなり赤い部分が残っていました。


包んで食べてみます。


「カルビは脂身が多いので、冷たいポン酢は合わないのでは」と食べる前は思いましたが、ポン酢がかかっても力強い脂の味がしっかりと活きており、さわやかな味の大根おろし・パンチのあるにんにく・ネギとの相性が抜群。トロッとしたレアな食感が残りつつも、焼けた肉の香りが食欲をそそり、ごはんやアルコールがどんどん進みそうな味でした。


確実に行列ができる2店を食べた後は、しばらく場内を回ることに。会場にはお酒やスイーツを販売しているブースや……


オープンエアの席も用意されていました。


ライブやトークショーが行われるステージや……


子ども向けの遊戯ブースも。昭和記念公園の一角でイベントをおこなっているので、家族連れを強く意識しているようです。


しばらく開場の様子を見ていたところ、12年前から熟成肉を提供している格之進に短い行列ができていたので並んでみることに。看板メニューの「門崎熟成肉塊焼き(税込1400円)」を注文。


店員さんが大きな肉の塊を取り出し……


トングを使い豪快に鉄板で肉を焼いていました。


肉がパックに入れられて提供されました。100グラムで税込1400円なので焼肉店で売っていても高い値段設定ではあるものの、熟成肉ということを考えると妥当なのかも。


食べてみるとナッツの様な熟成肉独特の香りと、ギュッと詰まった肉の旨味が感じられます。脂分が少なく、味付けも塩コショウのみとシンプルなので、しっかりと熟成肉の味が楽しめる一品といえそう。


しかし少し残念だったのが鉄板に焼いた後の古い脂が残ってしまっているせいか、焦げた部分の脂の味がちょっと安っぽい感じに仕上がってしまっています。イベントなので鉄板のコンディションが悪くなってしまうことは仕方ない部分もあり、午前中の早い回でないと鉄板で焼いた肉が脂っぽくなってしまう可能性があるので、価格が高い店は早めに行った方が良さそうです。


しばらく時間が経つと「大阪焼肉・ホルモンふたご」には長めの行列ができていました。


こんな時には「プライオリティパスを使う」という手段もありますが、全てのお店で使うことができないので注意が必要。「ミート矢澤」では使うことができますが、「大阪焼肉・ホルモンふたご」では使うことができないので、行列ができる店は早めに行くか行列が短くなっているタイミングで早めに行ったほうが良さそうです。


次は赤身の見た目が抜群な「京野菜料理 きむらてつ」の「牛レアカツレツ(税込1400円)」を注文。


牛レアカツレツは量が分からなかったものの、100グラム前後の牛肉が2枚入っており量が多め。


メニュー写真よりは赤身が残っていませんが、中はうっすら赤色。


練りわさびも付いています。


揚げてから少し時間がたっており、あらかじめしょうゆベースのタレがかかっているので、さっくりとした食感はあまり残っていないものの、香ばしい衣・レアな食感の牛肉としょうゆだれの相性が抜群。わさびを付けるとピリッとした辛味が加わり、味に変化を付けることがでます。


会場にしばらく滞在し、人が集まるお店が分かったので「士別バーベキュー」で「北海道生ラムジンギスカン(税込700円)」と……


ネギ塩タレが載る牛タンが特徴の亀戸ホルモンの「旨すぎる!牛タンネギ焼き(税込700円)」


そして、辛口のカルビと豚肉を提供する博多焼肉 玄風館龍 の「龍カルビ(ハーフ税込700円)」を購入。


3種類の肉を持ってテーブルへ。


「北海道生ラムジンギスカン」は、今回の肉フェス特別メニューで、赤身が残った焼き加減が特徴とのこと。


中央にはねぎが載っています。


かむと生独特の柔らかくジューシーで甘味のある味が広がり、やや甘めの玉ねぎが入ったタレが絡みいい感じ。羊肉独特の臭みはあるものの、肉自体は上質なので「羊肉は好きだけどなかなか食べる事がない」という人にピッタリです。


「旨すぎる!牛タンネギ焼き」は、4枚の牛タンの上に自家製のたれを和えた白髮ねぎがたっぷり載っています。


牛タンはやや薄めでした。


牛タンにネギをたっぷり包んで食べてみると、たっぷりごま油が使われており、香ばしく食べやすい味に仕上がっていました。ネギは生に近い食感ですが甘味が良く引き出されており、牛タンとの相性もいい感じ。他のメニューに比べてあっさりしているので、会場内で食べ歩きをする人は中盤やシメに食べても良さそうです。


龍カルビは唐辛子などの天然素材を10種類以上使った甘辛いタレが特徴とのこと。


見た目がかなり赤いので、食べるのをためらいます。


意を決して食べてみたところ、見た目のわりには辛味はさほど強くなく、むしろ甘味の方が目立ちキムチのような複雑な旨味を感じます。肉の味よりもタレの味の方が強くなってしまっているので「肉が食べたい」という気分の時は不向きですが、アルコール類を飲む時のおつまみにはぴったりです。


肉フェス初日は平日でやや都心から離れた立川が会場ということもあってか、前回のような3時間待ちの行列ができるようなことはなかったものの、土日祝日は長い行列ができることが予想されます。午前中のほうが焼き台に使う鉄板のコンディションも良く、行列に並ばない可能性も高いので、早めに会場に行った方が良さそうです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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