いかの塩辛をフリーズドライにした「塩辛、干しちゃった」を食べてみました
いかの塩辛は函館名産ですが、食品会社の社長が来客のお土産用として配っていたという社長のいか塩辛をフリーズドライにしてしまったのが「塩辛、干しちゃった」です。好き嫌いの分かれるいかの塩辛ですが、乾燥させると一体どうなってしまうのか、実際に食べて確かめてみました。
株式会社 布目 ~舌の上に海がある~
http://nunome.hakodate.jp/lineup/default.htm
これが「塩辛、干しちゃった」
名前を聞いただけで若干不安になりますが、パッケージによれば「失敗作ではありません。まずは食べてみて下さい」とのこと。
原材料はいか、いか肝臓、食塩など。内容量は10gです。
お皿の上に中身を出してみました。フリーズドライのためか匂いは特になく、普通のジャーキーにも見えます。
イカだと言ってもらわないとわからないような大きな塊も。
この辺りはいかっぽさが残っています。
実際に食べてみると、口に入れた瞬間に塩気を感じるものの生臭さなどはなく、普通のジャーキーのようなのですが、かめばかむほど磯の香りといかの風味が広がります。本物のぬるっとした感触はありませんが、味の方は塩辛っぽいおつまみ、という程度ではなく塩辛そのもの。スルメよりもやや固めなので、しっかりかんで食べる必要アリ。
ご飯の上にかけてもおいしいということで、実際にふりかけのように白米の上にかけてみることにします。
小さいカケラだけをのせればふりかけに見えないこともありません。
それでは頂きます。不思議な組み合わせにも思えますが、モグモグ食べ進めていると塩辛がご飯の温かさで徐々に柔らかくなっていき、「これはこれでアリかも……」と思える組み合わせになってきました。お酒は苦手だけれどお酒のつまみは好き、という人にオススメな食べ方です。
味は塩辛そのままなのですが、ぬめりがない分食べやすくなっており、「そもそも塩辛の味や生臭さが苦手」という人でなければ、おやつとしても、お酒のつまみとしても、ご飯のお供としてもおいしく食べられるようになっていました。
なお、価格は税込み210円、楽天市場から購入できます。
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