2015年08月06日 22時00分試食

冷やして食べる缶詰「やきとりのポン酢ジュレ＆帆立の白ワインジュレ」を食べてみた

長期の保存が可能で、近年は缶詰の既成概念をぶち壊すくらいクオリティが高いものも多数存在する缶詰に、夏の暑い時期にぴったりな冷蔵庫で冷やして食べる冷製ジュレの缶詰「やきとりのポン酢ジュレ」と「帆立の白ワインジュレ」がホテイフーズから登場しました。冷蔵庫に入れておけば缶を開けてそのままおいしく食べられ、超お手軽に夏場の食卓に1品プラスしたり、おつまみにしたりできるので、実際に食べてみました。

やきとりのポン酢ジュレ 70g | ホテイフーズ
http://www.hoteifoods.co.jp/katei/clam/13.html

帆立の白ワインジュレ 65g | ホテイフーズ
http://www.hoteifoods.co.jp/katei/clam/14.html

「やきとりのポン酢ジュレ」と「帆立の白ワインジュレ」のパッケージはこんな感じ。

「やきとりのポン酢ジュレ」は、ポン酢のジュレにやきとりを入れたもの。国産のゆずをきかせてあるようです。

パッケージ裏の原材料を見てみると、鶏肉・醤油・醸造酢の他、ゆず皮やりんご濃縮果汁、レモン濃縮果汁など果物も含まれています。なお、「やきとりのポン酢ジュレ」に含まれるアレルギー物質は小麦・大豆・鶏肉・りんごの4つ。

1缶(70g)当たりの栄養成分はエネルギーが84kcal、たんぱく質が8.0g、脂質が3.6g、炭水化物が5.0g、ナトリウムが545mgとなっており、食塩相当量は1.4g。

「帆立の白ワインジュレ」は、白ワインのジュレに帆立(ホタテ)が入ったもので、カラフルなパプリカもたっぷり。

原材料はこんな感じで、「やきとりのポン酢ジュレ」よりもかなりシンプル。

1缶(65g)当たりの栄養成分はエネルギーが24kcal、たんぱく質が3.3g、脂質が0.3g、炭水化物が2.1g、炭水化物が2.1g、ナトリウムが535mg。食塩相当量は1.4gです。

パッケージの中から缶を缶を取り出してみました。

缶の天面には賞味期限と「ホタテジュレ」という製品名が印字されており、パッケージがなくても中身が何か分かるようになっています。

指を切らないように気をつけながら缶をパカリ。

「やきとりのポン酢ジュレ」のふたを開けるとこんな感じ。中にはやきとりがゴロッとそのまま転がっています。

アップで見るとジュレにはそれほど透明感がなく、煮こごりのような見た目。

お皿に盛り付けてみました。

アップで見ると、ジュレがゼラチン質な鶏皮に見えなくもない……？

というわけでさっそくパクリ。口に入れた瞬間はポン酢ジュレの優しい塩気と強めの甘みを感じるのですが、かむたび中から鶏肉が顔を出してきて、徐々にやきとりのタレと香ばしさが口の中に広がっていきます。ポン酢ジュレのおかげで夏でもパクパク食べられそうなあっさりとした味わいになっているのですが、やきとりなので脂っこさも多少感じます。

鶏肉は非常に柔らかくなっており、歯ごたえとしては焼き鮭に近いイメージで、かむたびほろほろ崩れていきます。そこにジュレのプルッとした食感が合わさるので、食感はとても不思議です。

しっかり焦げ目のついた皮も入っていました。複数の編集部員に食べてもらったところ、「ちびちび食べながらビールが飲みたい」というコメントも。

そしてこれが「帆立の白ワインジュレ」。中にはホタテが4つ入っていました。

こちらのジュレもほとんど透明感がありませんが、中のパプリカなどがうっすら見えている感じ。

缶詰の中身をスプーンでつんつんしてみると、丸ごとガタリと傾いたので……

中身を崩さないように取りだしてみました。塊感がものすごいです。

というわけで野菜と一緒に盛り付けてみるとこんな感じ。

パクリと食べてみると、口の中にホタテの香りがドカッと広がる感じ。こちらはとにかくホタテの味がしっかりしているのですが、味としては塩気とホタテのうま味以外はほとんど感じられずとてもシンプル。「やきとりのポン酢ジュレ」とは異なり脂っ気がなくてとてもあっさりなのですが、「磯臭さが苦手な人には向いていないかも……」という意見もありました。なお、「白ワインのジュレ」とのことですが、白ワインの風味はほとんど感じられません。