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GoogleストリートビューとGoogleのインタラクティブな世界構築ツール「Project Genie」が連携し実世界の画像をもとにしたリアルな世界を生成可能に


Googleは2026年1月に、ユーザーが独自のインタラクティブな世界を作成できるウェブアプリ「Project Genie」を発表しました。2026年5月19日に開催されたGoogle I/O 2026では、Googleストリートビューを使ってProject Genieに実際の場所を融合させる新機能が明らかになりました。

Simulate real-world places with Project Genie and Street View
https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/google-deepmind/project-genie-expands/

Project Genieは世界モデルの「Genie 3」に画像生成AI「Nano Banana Pro」と「Gemini 3」を組み合わせたウェブアプリで、ユーザーが世界モデルの没入型体験を直接体感できるように作られたものです。テキスト入力によるプロンプトやアップロードされた画像をもとに仮想世界が創造され、ユーザーが移動するのに合わせてリアルタイムで道の先が生成されます。

Googleが独自のインタラクティブな仮想世界を作成・探索できる「Project Genie」をリリース - GIGAZINE


そんなProject Genieに、Googleストリートビューを活用した位置情報機能が追加されました。マップのピンをタップしてアメリカ国内の場所を選択した上で、「砂漠」「石器時代」といったスタイルや、「動物」「モンスター」などキャラクターを指定すると、ストリートビューの実際の画像に基づいた仮想世界を生成できます。

実際に生成を行うデモも公開されました。「Choose a location from Google Maps」をクリック。


地名などで検索し、Googleマップのストリートビューから画像を選択したら「Use this location」をクリックします。


生成する世界の特徴を選択。デモでは「Underwater Drive」が選択されました。


「Create world」をクリックして世界を生成。


高速道路の景色がそのまま海に沈んだような世界が生成されました。


以下は、クリエイターのBilawal Sidhu氏が実際にストリートビュー機能を使用した様子。スタイルは変更せず、現実世界の景色でキャラクターを動かしています。


Google Deepmindの研究者でコロンビア大学教授であるAleksander Holynski氏は「私はずっと、地元をバイクで走り抜けるゾウになりたいと思っていました。今それがようやく可能になりました」と投稿しています。


また、Google Brainの研究科学者であるBen Poole氏は、サンフランシスコにあるホークヒルのストリートビューから水彩画風の世界を生成し、自転車に乗ったカエルを走らせるムービーを公開しました。


Project Genieのストリートビュー機能はアメリカ国内のいくつかの地域で利用可能で、今後対象機域を拡大していく予定とされています。

また、Project Genieは実験的なプロトタイプであり、アクセスはアメリカ在住の18歳以上の「Google AI Ultra」利用者向けに限定されていました。2026年5月19日より、世界中の「Google AI Ultra」利用者に順次展開していくことが告知されています。

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in AI, Posted by log1e_dh

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