メモ

「世界の終わり」の予言がどれだけ当たったかがわかる「終末の日スコアボード」


「世界がどのような終焉を迎えるのか?」という疑問は昔から人類を恐怖させたり悩ませたりしてきたテーマであり、疑問に答えるべく古来より数々の予言者が登場し、様々な「世界の終わり」を予言してきました。そのような終末予言を網羅的に扱っているサイトが「Doomsday Scoreboard(終末の日スコアボード)」です。

Doomsday Scoreboard
https://doomsday.march1studios.com/


サイトを開くといきなりスコアボードが目を引きます。記事作成時点ではスコアは以下の通りとなっています。

・これまでに外れた終末予言:278
・結果待ちの終末予言:15
・これまでに的中した終末予言:0
・現在有効な予言:2


下に進むと「有効な予言 (2)」とあり、スコアボードにある「現在有効な予言」の2件についての各種データが表示されています。

・終末を迎えるとき
・予言の詳細
・予言者
・終末のタイプ
・予言のタイプ
ビリーフシステム


一つ目の予言は「The Fourth Turning: An American Prophecy」という本で述べられており、「2005年から2026年にかけて、アメリカが『第四の転換期』と呼ばれる危機を経験する」というものです。具体的な危機の内容まではわかりませんが、革命・南北戦争・大恐慌に匹敵する規模の社会的混乱であるとのこと。

二つ目の予言は「Limits to Growth」という本で述べられており、「工業生産は2020年頃にピークを迎え、人口は2025~2030年にピークに達した後、資源枯渇と汚染により減少に転じる」というものです。この予測は幾度か更新が行われているものの、実測データは依然として予言されたシナリオの範囲内にあるとされています。

追加情報として以下の日数が示されており、対象となる予言へのリンクが表示されています。

・直近の外れた予言からの経過日数:記事作成時点で66日
・次の予言までの残り日数:記事作成時点で8日

さらに下に進むと、これまでに行われた終末予言の一覧が表示されています。一番古いものは西暦66~70年で、ユダヤ戦争の頃にユダヤ人の指導者であるシモン・バル・ギオラによって行われた予言でした。古い予言を一通り見てみたところビリーフシステムはすべてユダヤ教かキリスト教でした。


有名な終末予言では、ノストラダムスによる「恐怖の大王」の予言も当然ながら載っていました。今ではすっかり影の薄い存在ですが、1999年当時はノストラダムスの名前を見聞きしない日はないのではないかと思えたものです。


最も未来の終末予言がどのようなものか気になってきたので調べたところ、なんと西暦5079年のものがありました。こちらはブルガリアの有名な予言者であるババ・ヴァンガによる予言です。予言の内容については「西暦5079年に世界が終わる」という漠然としたものしか載っていませんでしたが、Wikipediaの記事には世界の終焉について「人類が現在の宇宙から別の宇宙に行くため」と記載されているので、そうそう悲観することではないのかもしれません。


「終末の日スコアボード」には述べ300件にのぼる終末予言が収録されており、結果待ちの予言も20件弱ありますので、興味のある方はサイトを眺めて人類の終焉に思いを馳せてみるのもよさそうです。

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in メモ, Posted by log1c_sh

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