イーロン・マスクがWikipediaより優秀と豪語する百科事典サイト「Grokipedia」が一般公開される、Wikipediaから丸ごとコピーした記事も多数

イーロン・マスク氏が率いるAI企業「xAI」が開発を進めていた百科事典サイト「Grokipedia」が一般公開されました。マスク氏はGrokipediaがWikipediaより優れているとアピールしていますが、公開されている記事の中にはWikipediaから丸ごとコピーした記事も多数含まれています。
Grokipedia
https://grokipedia.com/
マスク氏は2025年9月30日に「Wikipediaは左派に偏っている」という話題に言及する形でxAIによるGrokipediaの開発計画を明らかにしました。この時点でマスク氏は「GrokipediaはWikipediaを大幅に上回ることになる」と述べていました。
We are building Grokipedia @xAI.
— Elon Musk (@elonmusk) September 30, 2025
Will be a massive improvement over Wikipedia.
Frankly, it is a necessary step towards the xAI goal of understanding the Universe. https://t.co/xvSeWkpALy
そして、2025年10月28日にGrokipediaのバージョン0.1がリリースされました。マスク氏は「バージョン1.0では10倍良くなるが、バージョン0.1の時点でもWikipediaより優れている」と豪語しています。
https://t.co/op5s4ZiSwh version 0.1 is now live.
— Elon Musk (@elonmusk) October 28, 2025
Version 1.0 will be 10X better, but even at 0.1 it’s better than Wikipedia imo.
実際にGrokipediaを使ってみます。トップページは画面中央に検索バーが配置されたシンプルな構成で、画面下部には88万5279本の記事が公開中であることが記されています。ちなみに、記事作成時点のWikipediaの総記事数は6567万3838本で、英語版だけでも707万624本の記事が公開されています。

記事作成時点では日本語に対応していないので、英語の記事を検索してみます。検索欄に「japan」と入力してから「Japan」をクリック。

日本について解説する記事が表示されました。ページ最上部には「Grokによって10時間前にファクトチェックされた」と書かれています。

文章内には参考文献を示す数字が記されており、数字にマウスカーソルを合わせると参考文献へのリンクが表示されます。

また、テキストを選択すると「コピー」「Grokに聞く」「この内容は間違っている」という3種のボタンが表示されます。

他にも検索してみます。これは岐阜県のページ。

画面最下部にはWikipediaの記事をもとに作成した旨が記されています。

英語版Wikipediaの岐阜県の記事を確認したところ、本文の内容がまったく同じでした。

いろいろ検索してみたところ、「宮崎県」「大分県」「たこ焼き」「お好み焼き」「Firefox」「GIMP」など多数の記事がWikipediaと同一の内容でした。また、Grokipediaは日本語に対応しておらず、文章や表は表示されるものの画像が表示されません。このため、日本のユーザーがWikipediaではなくGrokipediaを使うメリットは今のところないです。
・関連記事
WikipediaでAIの生成した要約を記事冒頭に表示するテストが編集者の反発で中止に - GIGAZINE
ウィキメディア財団がAI・MLなどによるリスク評価レポートを公開 - GIGAZINE
xAIが動画生成AI「Imagine v0.9」を発表、規制の緩さで話題の「Grokの動画生成機能」がアップデートされる - GIGAZINE
Xで無料で使える高性能AI「Grok 4 Fast」登場、検索性能はChatGPTやGeminiより高くXの無料ユーザーも利用可能 - GIGAZINE
WikipediaはAIの台頭でトラフィックが前年同期比で8%も減少、AIの普及で憂き目にあうウェブサイトを救うためにできることは? - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in AI, ネットサービス, Posted by log1o_hf
You can read the machine translated English article The encyclopedia site 'Grokipedia,' whic….







