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「ChatGPTは認証済みの成人ユーザーとエロティックな会話ができるようになる」とサム・アルトマンCEOが発表


OpenAIのサム・アルトマンCEOがX(旧Twitter)で、ChatGPTの安全制限の一部を緩和し、ユーザーがチャットボットの応答をより親しみやすくなるように、回答をより人間らしくしたり、認証済みの成人ユーザーがエロティックな会話に参加したりできるようにすると発表しました。


アルトマンCEOは「精神衛生上の問題に慎重に対応するため、ChatGPTにはかなり厳しい制限を設けています。これにより、精神衛生上の問題を抱えていない多くのユーザーにとって有用性や楽しさが低下したことを認識していますが、問題の重大性を考慮し、適切な対応を優先しました。今、私たちは深刻な精神衛生上の問題を緩和できるようになり、新しいツールを手に入れたので、ほとんどの場合で安全制限を緩和できるようになります」と語りました。

アルトマンCEOによれば、遅くとも2025年11月中にはChatGPTの新しいバージョンをリリースする予定で、このバージョンではGPT-4oのような振る舞いをするパーソナリティを持つことが可能になるとのこと。記事作成時点ではChatGPTのモデルはGPT-5ですが、2025年8月にリリースした直後は、「GPT-5はGPT-4oよりも個性に欠けている」「GPT-5は人間味にあふれる反応をしなくなった」と、人間味を失ったGPT-5に対して一部ユーザーから不満の声が上がっていました。

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新しいバージョンのChatGPTは、大量の絵文字を使ったり、友人のように振る舞ったりと、かなり人間らしい反応が返せるようになっている模様。加えてアルトマンCEOは、2025年12月に年齢制限をより全面的に導入し、成人であることが確認できた認証済みユーザーに対してはエロティックな反応も返すことを許可するつもりであると語りました。

アルトマンCEOは、「精神的に弱っているごく少数のユーザーを保護する方法を今後も学び続ける必要があり、そのための強化されたツールがあれば、精神的な崩壊や自殺などのリスクがない成人はChatGPTをどのように使うかについて、めいっぱい自由であるべきです」とコメントしています。

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in ソフトウェア,   ネットサービス,   ウェブアプリ, Posted by log1i_yk

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