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中世ヨーロッパで行われていた「薬としてのカニバリズム」とは?


カニバリズム」は人間が他人の体を食べる行為のことを指し、現代では重大なタブーとされて忌避されています。近代史におけるヨーロッパは自らのことを、「野蛮な他文化を啓蒙(けいもう)する文明的な存在」として描いてきましたが、実は中世ヨーロッパにもカニバリズムの文化があったとのことで、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の歴史学者であるアベル・ロレンゾ・ロドリゲス氏が解説しています。

Human flesh does a body good? Cannibalism as medicine in Medieval Europe
https://theconversation.com/human-flesh-does-a-body-good-cannibalism-as-medicine-in-medieval-europe-250126


古くからヨーロッパをはじめとする世界のさまざまな地域において、人体の一部があらゆる種類の治療や癒やしに使われる材料と見なされてきました。そのため、ヨーロッパには人体の一部を「薬」として摂取する文化が広く存在していたとのこと。

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