2025年02月20日 11時15分モバイル

iPhone 16eが2025年2月28日に発売、価格は税込99800円から＆A18チップ搭載でApple Intelligenceに対応

2025年2月20日、Appleが「iPhone 16e」を発表しました。予約は2025年2月20日(木)から、発売は同年2月28日(金)で、価格は税込9万9800円からとなっています。

Apple、iPhone 16eを発表：iPhone 16ファミリーのパワフルな新メンバー - Apple (日本)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2025/02/apple-debuts-iphone-16e-a-powerful-new-member-of-the-iphone-16-family/

iPhone 16e、登場 - 2月20日（日本時間 - YouTube

iPhone 16eのスペックをiPhone 16とiPhone 16 Proと比較した表が以下。

	iPhone 16e	iPhone 16	iPhone 16 Pro
ディスプレイ	6.1インチ　Super Retina XDRディスプレイ解像度：2532×1170ピクセル	6.1インチ　Super Retina XDRディスプレイ解像度：2556×1179ピクセル	6.3インチ　Super Retina XDRディスプレイ解像度：2622×1206ピクセル
ProMotion	✕	✕	○
常時表示	✕	✕	○
ボディ	ガラスの背面とアルミニウム	カラーインフューズドガラスの背面とアルミニウム	テクスチャードマットガラスの背面とチタニウム
サイズ	幅71.5mm×高さ146.7mm×厚さ7.80mm	幅71.5mm×高さ146.7mm×厚さ7.80mm	幅71.5mm×高さ146.7mm×厚さ7.80mm
重量	167g	170g	199g
搭載SoC	A18 6コアCPU 4コアGPU 16コアNeural Engine	A18 6コアCPU 5コアGPU 16コアNeural Engine	A18 Pro 6コアCPU 6コアGPU 16コアNeural Engine
Apple Intelligence	○	○	○
背面カメラ	48MP Fusion(2-in-1) 光学ズーム：1倍・2倍	48MP Fusion 12MP超広角光学ズーム：0.5倍・1倍・2倍	48MP Fusion 48MP超広角望遠光学ズーム：0.5倍・1倍・2倍・5倍
セキュア認証	FaceID	FaceID	FaceID
ポート	USB-C、USB 2に対応	USB-C、USB 2に対応	USB-C、USB 3に対応
ワイヤレス充電	Qiワイヤレス充電	Qi2およびQiワイヤレス充電	Qi2およびQiワイヤレス充電
MagSafe対応	✕	○	○
Dynamic Island	✕	○	○
衛星経由のSOS	○	○	○
Apple Pay	○	○	○
バッテリー持続時間	ビデオ再生最大26時間ビデオ再生(ストリーミング) 最大21時間オーディオ再生最大90時間	ビデオ再生最大22時間ビデオ再生(ストリーミング) 最大18時間オーディオ再生最大80時間	ビデオ再生最大27時間ビデオ再生(ストリーミング) 最大22時間オーディオ再生最大85時間

iPhone 16eの大きな特徴は、iPhone 16と同じA18世代のSoCを搭載していること。このため、日本では2025年4月から提供が予定されているApple Intelligenceにも対応しています。ただし、iPhone 16と同じ「A18」となっていますが、iPhone 16eのA18はGPUのコア数が1つ少なく、4コア構成となっています。

また、「RAMが8GB以上」がApple Intelligenceの最小ハードウェア要件の1つなので、iPhone 16eにも8GB以上のRAMが搭載されていると考えられます。

そして、iPhone 16eのもう1つの大きな特徴が、Apple初の自社製5Gモデムチップである「C1」を搭載していること。これまでのiPhoneにはQualcomm製の5Gモデムチップが搭載されていましたが、iPhone 16eはAppleデバイスとして初めて独自の5Gモデムチップが搭載されたことになります。Appleによれば、C1は電力効率に優れており、iPhone 16eのバッテリー持続時間の延長に貢献しているとのこと。