AppleがiPhone SEとiPhone 14の販売をEUで停止する可能性

AppleがEUでiPhone SEおよびiPhone 14/14 Plusの販売を停止すると、フランスのスマートフォン関連メディアであるiGenerationが報じました。

USB-C : Apple va arrêter la vente des iPhone SE et iPhone 14 dans l'Union européenne - iGeneration
https://www.igen.fr/iphone/2024/12/apple-va-arreter-la-vente-des-iphone-se-et-iphone-14-dans-lunion-europeenne-147523

Apple may halt iPhone 14 and SE sales in EU by year's end
https://appleinsider.com/articles/24/12/14/apple-may-discontinue-current-iphone-se-iphone-14-models-in-eu

iGenerationが独自に入手した情報によると、Appleは第3世代iPhone SE、iPhone 14、iPhone 14 PlusをEUのオンラインストアおよび販売店舗から撤去する予定だそうです。

iGenerationはAppleがこれらのモデルのEUでの販売を停止する理由として、EUで2022年に可決された「EU圏内で発売されるすべてのスマートフォンやタブレット、カメラにUSB-Cポートの搭載を義務付ける法律」を挙げています。AppleはEUの法律に準拠するため、Lightningポートを搭載した第3世代iPhone SE、iPhone 14、iPhone 14 Plusの販売を停止しようとしているとiGenerationは主張しているわけです。

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Apple関連のニュースを取り扱うAppleInsiderは、AppleがEUで第3世代iPhone SE、iPhone 14、iPhone 14 Plusの販売を停止する可能性は高いとしつつ、その理由は「EUのUSB-Cポートの搭載を義務化する法律」にはないと指摘しました。

AppleInsiderによると、EUのUSB-Cポート搭載を義務付ける法律は、法律施行前に設計された古いスマートフォンがUSB-Cポート以外の充電ポートを搭載したまま販売されることを禁じるものではないとのこと。また、この法律は再販業者によるiPhoneの販売を禁止するものでもなく、あくまで法律可決以降に設計されたスマートフォンにのみ適用されるものだそうです。

AppleInsiderはAppleがEUで第3世代iPhone SE、iPhone 14、iPhone 14 Plusの販売を停止する理由について、「2025年に販売されるほぼすべてのiPhoneでApple Intelligenceを実行できるようにしたいため」と推測しています。なお、記事作成時点では、Apple IntelligenceはiPhone 15 Pro/15 Pro MaxおよびiPhone 16シリーズでのみ利用可能です。

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Appleは2025年前半にも第4世代iPhone SEを発売するとウワサされており、これもEUでの第3世代iPhone SEの販売停止につながっている可能性があります。

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Appleは少なくとも2025年前半にiOS、iPadOS、macOSをアップデートしてApple Intelligenceを展開する予定で、第4世代iPhone SEもApple Intelligenceをサポートする可能性があるとウワサされています。そのため、安価な第3世代iPhone SE、iPhone 14、iPhone 14 Plusの販売を取り止めれば、2025年に販売される第4世代iPhone SEやiPhone 17シリーズの売上を後押しできる可能性があるとAppleInsiderは指摘しています。

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