VPNでIPアドレスと位置情報を隠して安心安全な通信を行いつつ強力な広告ブロックも備えたAndroidアプリ「SafeSurf VPN」でスマホ生活をサポートしてみた

スマートフォンでさまざまなサイトを巡るときには、「このサイトは安全なサイトか?」「情報を抜かれていないだろうか?」といった心配がつきものです。また、近年のインターネットには「広告」があふれており、コンテンツを邪魔するほど大きく表示されて誤タップしてしまったり、セクシーな広告が見たくないタイミングで大きく表示されたりして困った経験のある人も多いはず。そういったスマートフォン生活にありがちな問題を回避するのに役立つのがAndroid向けVPNアプリ「SafeSurf VPN」で、アプリがスマートフォンのセキュリティを守りつつ広告ブロックもしてくれるため快適にインターネット生活を送れるようになります。実際にSafeSurf VPNを使用して、IPアドレスを隠した通信や広告ブロックによる見た目や通信量の変化を体感してみました。
SafeSurf VPN - Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.snowlife01.openvpn

VPNはVirtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)の略で、インターネット接続時にIPアドレスと位置情報を隠し、すべての通信を強力に暗号化する技術です。インターネット接続時のセキュリティを向上できるほか、ウェブサイトの中には一部の国からしかアクセスできないサイトであってもVPNを利用すれば、その国からアクセスしているかのようにウェブサイトを利用できます。

それでは実際にSafeSurf VPNをインストールしていきます。まずはGoogle Playの「SafeSurf VPN」のページにアクセスし、「インストール」をタップ。

インストールが終わったら「開く」をタップ。

ホーム画面には以下のようなアプリアイコンが追加されていました。

アプリの初回起動時にはSafeSurf VPNのイントロダクションが表示されるため、右下の「→」アイコンをタップして次のページへ進みます。SafeSurf VPNは、IPアドレスと仮想ロケーションを使うことでトラフィックが第三者に盗み取られないよう保護すること、セキュリティが不安な公衆Wi-Fiを使っても接続を安全に保つこと、地域制限を回避することができるといったVPNとしての基本機能のほか、広告やマルウェアを自動でブロックする機能もあるため、安全で快適なインターネット環境を提供してくれます。

SafeSurf VPNのメイン画面は以下のような感じ。

実際にVPN接続を試すためには「サーバーを選択する」をタップします。

最初に一番上の欄で広告ブロック機能を使用するかどうかを選択します。広告ブロック機能を有効化したい場合は「広告ブロック」、無効化したい場合は「通常」を選択すればOK。「広告ブロック」を選んだ場合、サーバーの右側に「AD」というアイコンがついています。

「通常」タブでは、「AD」のアイコンがありません。

今回は「広告ブロック」を選択しました。その後、接続先にしたい国を選択すればOK。特定の国にする必要がなく、セキュリティだけ向上したい場合は一番上の「スマートロケーション」を選ぶと最適なものが自動的に選ばれます。

「スマートロケーション」をタップしたところ日本(大阪)が選ばれたため、「接続する」をタップして仮想ネットワーク接続を開始。

アプリのインストール自体は無料ですが、実際にVPNを利用するには課金が必要です。なお、料金体系は1カ月、6カ月、1年ごとのサブスクリプションモデルもありますが、SafeSurf VPNの特徴は、買い切りができる「永久アクセス」オプションを提供している点。SafeSurf VPNは広告ブロック機能も兼ね備えているため、「VPNを使う機会が限られるため、永久アクセスの購入はためらってしまう」という人でも、「普段は広告ブロック用に使って、必要な時にVPNを活用」といった使い方で圧倒的にコスパ良く使用できます。永久アクセス権を取得するためには「購入する」をタップ。

決済が完了すると「VPNが作成されます」というダイアログが表示されました。右下の「OK」をタップ。

接続リクエストが求められるので「OK」をタップ。

メイン画面に接続先である「日本(大阪)」と表示され、中央のボタンが水色に点灯して「接続されました」と記載されました。また、VPNの使用中は画面上部に鍵のアイコンが表示され、一目でわかるようになっています。

その他の設定は左上のメニューをタップして変更できます。

「設定」をタップ。

「スリープ中はVPNをOFFにする」をタップしてトグルスイッチをオンにすると、SafeSurf VPNを有効にしていてもスマートフォンのスリープ時には自動的に接続がOFFになります。

「通知設定」では、スマートフォンの通知領域で便利な操作や確認を可能にする設定ができます。

「SafeSurf VPNのすべての通知」のトグルスイッチをオンにします。

すると、スマートフォンの画面上部を下にスワイプして表示される通知領域に、SafeSurf VPNの使用状態が表示されました。現在の接続先の設定がわかるほか、アプリを開くことなくVPN接続の終了や一時停止をすることが可能。

また、アプリを開かずにさくっとアクセスする方法に「クイックパネル」があります。「クイックパネル」をタップ。

Androidスマートフォンは、画面上部から下にスワイプするとWi-FiやBluetoothの接続、ライトの使用などに素早くアクセスできるクイックパネルを表示できます。SafeSurf VPNをクイックパネルに追加することで、VPNサーバーへの接続や切断を簡単に切り替えることができるというわけ。

クイックパネルを編集するためには、クイックパネルを開いた状態でペンのボタンをタップ。

機能の一覧に「SafeSurf VPN」が追加されています。

「SafeSurf VPN」をタップしたままドラッグして、クイックパネルに追加。

クイックパネルからSafeSurf VPNを操作できるようになりました。

続いて、SafeSurf VPNを使って海外からの仮想接続をしてみます。「日本(Osaka)」をタップしてロケーションを変更します。

VPN接続先一覧は以下。アルゼンチン、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、ブラジル、カナダ、スイス、チリ、コロンビア、チェコ共和国、ドイツ、デンマーク、エストニア、スペイン、フランス、イギリス、ギリシャ、香港、ハンガリー、インドネシア、イスラエル、イタリア、日本(大阪、東京)、韓国、カザフスタン、メキシコ、マレーシア、オランダ、ノルウェー、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、タイ、台湾、ウクライナ、アメリカ合衆国(シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、ニュージャージー)、ベトナム、南アフリカが選べます。

一覧から「カナダ」を選択。

「接続する」をタップ。

ロケーションが「カナダ」に変更されました。

IPアドレスなどの情報を取得できる確認くんを開いてみたところ、通常接続時(画像左)と、ロケーションをカナダにして接続した時でIPアドレスが変わっていました。

VPN使用時のIPアドレスをIPアドレス住所検索で検索してみたところ、カナダのオンタリオ州トロントが接続地であることが確認できました。

また、SafeSurf VPNは広告ブロック機能も兼ね備えています。試しに、SafeSurf VPNを使用していない状態でゲーム攻略系のサイトにアクセスしたところ、ページ内に広告が挟まっていたほか、画面下部にスクロールしても追いかけてくるバナー広告が表示されています。

さらに、コンテンツの間には大きく表示される広告もあります。

SafeSurf VPNを起動し、中央のボタンをタップして「接続されました」というメッセージを表示させます。

再度ゲーム攻略系サイトの同じページにアクセスしたところ、ページ内にあった広告や下部に表示されていたバナー広告が消えました。

大きく広告が表示されていたエリアも空白になりました。空白のエリアはタップしても反応しないため、スクロールする中で誤タップしてしまうようなトラブルも解消されます。アプリ内の「よくある質問」によると、SafeSurf VPNは広告ブロックに関するGoogleのポリシーを順守しているため、一部のサイトではすべての広告をブロックできるわけではありませんが、常に技術の改善を実施してユーザーの利便性とポリシー順守のバランスをとっているとのこと。

広告ブロックをすることの利点には、性的な広告や怪しい広告を見なくてよくなったりサイトの表示をすっきり快適にしたりすることに加えて、通信量を大きく削減できる点もあります。実際に、SafeSurf VPN使用前と使用時で同じゲーム攻略系サイトにアクセスした場合どれくらい通信量に差が出るのか調査してみました。データ通信量を計測できるアプリ「My Data Manager」を使って測定しています。以下はSafeSurf VPNを使用せず「広告あり」でゲーム攻略系サイトのとあるページを開き、数字がわかりやすく出るように「ページを上から下までスクロールしたら読み込み直して再度ページをしたまでスクロール」と5回繰り返したときの通信量を計測したもの。結果は「約35MB」でした。

My Data Managerのデータをリセットし、SafeSurf VPNを使用して「広告ブロック」をオンにした状態で、再度同じゲーム攻略系サイトのページを上から下まで5回繰り返し閲覧してみました。すると、通信量は「約2MB」でした。広告ブロックによって、「約35MB」→「約2MB」と90%以上もの通信量を節約できたことがわかります。

SafeSurf VPNはカンタン操作でVPN接続が可能で、案内もすべて日本語のため、知識がない人でもスマートフォンのセキュリティを向上させることができます。SafeSurf VPNは月額300円、半年ごとの更新で1440円、年間2160円のオプションからサブスクリプション登録できるほか、1680円の買い切りで「永久アクセス」が可能という点が特徴的です。VPNは限定的にしか使わないという人でも広告ブロックはいつでも便利に使うことができるため、半年以上のサブスクリプションを選ぶよりは圧倒的にコスパが良い「永久アクセス」の買い切りも選択しやすいと感じました。
SafeSurf VPN - Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.snowlife01.openvpn
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