Apple Intelligenceがリリース時の約2倍のストレージを占有している
iOS 18.1やiPadOS 18.1で初導入されたAppleのAI機能「Apple Intelligence」が、新機能導入に伴い初期リリース直後の2倍近くのストレージを占有していることが明らかになりました。
Apple Intelligence now requires almost double the iPhone storage it needed before - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2025/01/03/apple-intelligence-now-requires-almost-double-iphone-storage/
Apple Intelligence Now Takes Up Nearly Twice as Much Storage as It Did at Launch
https://gizmodo.com/apple-intelligence-now-takes-up-nearly-twice-as-much-storage-as-it-did-at-launch-2000545718
Apple Intelligenceは対応するiPhone、iPad、Macに展開されていて、カスタム絵文字を作成する「Genmoji」や、周囲の場所や物体についての説明を表示する「ビジュアルインテリジェンス」、SiriとChatGPTの統合などいくつかの新機能が順番に導入され始めています。
ついにSiriからChatGPTを使用可能に、Apple IntelligenceとChatGPTの統合で - GIGAZINE
iOS 18.1でApple Intelligence機能の第一陣が登場したとき、Appleは使用するためのさまざまな要件を公表しており、その1つが「4GBのストレージ容量」というものでした。ところが、ニュースメディアの9to5macによると、Apple Intelligenceは機能が増えるにつれて必要なストレージ容量も増加していて、その容量は7GBにまで膨れ上がっているそうです。
Apple Intelligenceの機能のほとんどはプライバシーの観点からインターネットに接続せずデバイス上で動作するため、そのために必要なAIモデルをダウンロードする必要があります。このAIモデルが容量増加の原因とのことで、9to5macは「iPhone、iPad、Macのいずれを使用していても、同じく7GBを占有する」と伝えています。
残念なことに、ストレージに余裕がない場合に「特定の機能を無効にすることで必要容量を減らす」といったことはできないそうです。
9to5macによると、2025年4月にリリースされる予定のiOS 18.4でSiriに大きな変更が加えられるとのこと。9to5macは「Siriのアップグレードによって、7GBという要件がさらに増加することは想像に難くない」と伝えました。
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