Google Search Consoleに「24時間表示機能」が新登場、1時間ごとのクリック数や表示回数が分かるように

Googleが2024年12月12日、Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ「Google Search Console」にデータ更新を細分化した「24時間表示機能」を追加しました。これにより、最新24時間のパフォーマンスデータを簡単に確認できるようになりました。

An improved way to view your recent performance data in Search Console  |  Google Search Central Blog  |  Google for Developers
https://developers.google.com/search/blog/2024/12/recent-data-search-console

これまでGoogle Search Consoleでは、「7日間」「28日間」「3カ月」「それ以上」の範囲でしかパフォーマンスを確認できませんでした。しかし、2024年12月12日の更新以降、分析範囲の選択欄に「24 hours(24時間)」が追加されています。

これにより、最新24時間の合計クリック数や合計表示回数、平均CTR、平均掲載順位を1時間単位で確認することが可能になりました。

なお、記事作成時点ではデータの収集ならびに表示まで5～6時間の遅延があります。また、データポイントのすべてのデータ収集が完了していなくても、関連するデータがあれば推測して予測データを表示することが可能です。予測データは点線で表示されます。

24時間のパフォーマンスが確認できるのは「検索結果」「Discover」「Googleニュース」の3項目。

「24時間表示機能」についてGoogleは「2024年のGoogleはGoogle Search Consoleのパフォーマンスデータの鮮度向上に取り組んでおり、今回のリリースはその一環です。全体として、データの平均遅延をほぼ半分に減らすことができました。この新しいビューとデータ鮮度の向上が、最近公開されたコンテンツをより良く、より明確に監視し、必要に応じてタイムリーにアクションを取るのに役立つことを願っています」と語りました。